「麺屋武蔵」と聞くと、ラーメンつけ麺大好きな人以外もなんとなく聞いたことがあるのではないでしょうか? それもそのはず。1998年にオープンして以来、いまや「麺屋武蔵」は東京に14店舗、海外には8店舗も進出しているみたいです。中でも、新宿にある「創始麺屋武蔵」は、武蔵グループの総本店。そんな「創始麺屋武蔵」でしか味わえない「武蔵ら～麺(あっさり)」を、がっつり食べてきました。
JR新宿駅西口から徒歩4分の「創始麺屋武蔵」
先日お肉が無性に食べたくなり、新宿の小滝橋通りにある「創始麺屋武蔵」に行ってきました。
ちなみに「麺屋武蔵」ではがっつりチャーシューを食べられる店舗が多いです。ただ、どの店舗でも同じようなチャーシューを提供しているのではなく、それぞれの店舗の個性あるチャーシューを楽しめるのも「麺屋武蔵」の魅力の1つ。一例を記載してみました。
吉祥寺にある「麺屋武蔵虎洞」：自家製チャーシューソーセージ
神田にある「麺屋武蔵神山」：鰻の蒲焼と製法が似ている蒲焼きチャーシュー
秋葉原にある「麺屋武蔵武仁」：100gを超える巨大チャーシュー
秋葉原にある「麺屋武蔵巌虎」：鉄板で焼かれたチャーシューベーコン
上記の店舗のように、店名に「麺屋武蔵」ともう一つの「屋号」を掲げた店が、麺屋武蔵の流派を受け継ぎながら、新しいことにも挑戦しているお店です。全店舗制覇したくて仕方ありません。それぞれのお店で個性が出ているところも、「麺屋武蔵」が長年愛されるお店の理由なんでしょうね。
さて、「麺屋武蔵」について熱く語ったところで、いよいよ「創始麺屋武蔵」のレポをさせていただきます。
店内は暗め、外からだと厨房も見えなければ、食べてるお客さんも見えないような感じです。それにしても、入った瞬間の「麺屋武蔵」の文字のインパクトが強い(笑)
ガヤガヤしておらず、落ち着いたBGMが流れていました。高級感もあり居心地良い空間になっています。
圧倒的インパクトの「創始麺屋武蔵」の「武蔵ら～麺」
さて、いよいよ「創始麵屋武蔵」の「武蔵ら～麺(あっさり)」の着丼です! これはすごい!
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武蔵ら～麺(あっさり) 1,200円
あまり器は大きくないのですが、ぎっしりとトッピングが詰まっています。器の半分は間違いなくチャーシューたちです。
トッピングは、写真の通りですが、豚ロースのチャーシューに、角煮のチャーシュー、細切りのメンマ、自分で割るスタイルの味玉、のり、ねぎです。
いつもならスープをまず飲みますが、この「武蔵ら～麺」を見たら、角煮チャーシューを食べるに決まっている!
この大きさといい分厚さといい、最高です。この大きくて、分厚い角煮チャーシューを持ち上げようと思って、写真を撮ろうと思ったのですが、残念なことに脂身の部分がはがれてしまいました……。
失敗写真ではあるのですが、いかに角煮チャーシューが柔らかいかということが伝わるかなと思います。
ひと口食べたら、柔らかいのなんの。「麺屋武蔵」のチャーシューは、とてつもなく分厚いので、普通のチャーシューよりじっくりゆっくり味わえるのも嬉しいポイントです。いやー、美味しすぎましたね。
角煮チャーシューとは別に、ひっそりと豚ロースのチャーシューものっています。こちらは、脂身少なく、あっさりとしています。低温調理の豚ロースなので、しっとりと仕上がっています。この豚ロースチャーシューも「創始麺屋武蔵」には必要不可欠なアイテムです。
そして、スープ。一言で言えば安心する味。鶏ガラと豚骨を主体とした「動物系スープ」と、かつお節、煮干しでとる「魚介系スープ」のダブルスープです。魚介の旨味もしっかりと感じるバランスの良いスープです。筆者は今回「武蔵ら～麺」の“あっさり”を選びましたが、“こってり”もあります。いつもは“こってり”を選びがちなのですが、券売機に“あっさり”がおススメと書いてあったのと、角煮チャーシューには“あっさり”が合うのかなと思った次第です。 “あっさり”のスープの美味しさが分かったので、次回は、“こってり”のスープでオーダーしようかな?
麺は大盛無料だったので、迷わず大盛に。お待ちかねの麺リフトで、麺の様子が分かります。麺は見た目通り、平打ち麵の縮れ麺。加水率はそこそこあります。麺の主張はものすごく激しいわけでもなく、スープと麺が合体して美味しさを主張する、そんなイメージです。
味変で、途中で特製の生七味を投入してみました。カウンターには置いてないので、店員さんに頼んでください。ちなみに柚子胡椒も同様です。
生七味はこんな感じで、調子にのって、ちょっと大量に入れすぎてしまいましたが、美味しかったです。思ったより辛くならなくて良かった!
味玉もとても美味しかったです。見れば分かる美味しいやつ。味玉、ぱっかーん。そこそこうまく割れました。黄身はトロトロで、味付けも良い感じです。
とにかく「創始麺屋武蔵」はがっつりチャーシューを食べたい時にお勧めです。美味しそうだけど、なんか胃もたれしそうと思った方は、“あっさり”のスープを選んでください。筆者の場合は、全く持たれませんでした。むしろ、美味しい「創始麵屋武蔵」の美味しい「武蔵ら～麺」を食べられたので、QOLが上がりましたよ。
引き続き、都内のラーメンを自由気ままに食べ歩いて、QOLを上げようっと。
