正解は…
写真の車両は近鉄の「6200系」
6200系は近鉄の南大阪線などで活躍する一般車両。近鉄の公式サイト内「鉄路の名優」では、「冷房車両として昭和49年より登場しました」「車体は6020系に比べ冷房装置の搭載により屋根断面が厚く室内天井高が低くなっています」と紹介されており、前回出題した8600系と共通する特徴を持った車両といえます。一方で、8600系は裾を絞った丸みのある車体でしたが、6200系はストレート車体のため、「同じ顔」のようでも見た目の印象は異なります。
加えて、「編成は6000系、6020系と同様に車番末尾奇数車がMcで偶数車がMとなっており、Mc-M-Tcの3両編成とMc-M-T-Tcの4両編成とがあります」とのこと。写真の6219編成は3両編成で、後方に2両編成の他形式を連結しての運転でした。
6200系のうち1編成は改造され、車両形式を16200系に改めた上で、2016年から観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」として運行されています。なお、南大阪線でも新型一般車両を導入する計画があり、2025年度に計12両(4両編成×3本)を導入予定だそうです。