過労自殺しかけた経験を描いた書籍「『死ぬくらいなら会社辞めれば』ができない理由」の著者である汐街コナさんが、会社から身を守るための処世術などを紹介する漫画連載「会社につぶされないために」。今回のテーマは「当時は気づかなかったけれど(1)」です。

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おそらく私は、ハラスメント類には比較的遭っていない方だと思います。

勤めていた業界のせいか、女性差別もそれほど感じたことはないのですが、それでも今思うとあれは……? というものはあります。

今回から、そういうものを少し描いてみようと思います。

昨今このあたりの意識は急速に進み、多くのことは過去の遺物になりつつとは思いますが、それでも令和の世で絶滅させるためにも、備忘録的に残しておきたいと思います。

自分が女なのでどうしても女性差別の視点での話が増えますが、女性差別は、男性差別の裏返しであることも多いと思いますので、男性の方にも読んでいただけばと思います。