過労自殺しかけた経験を描いた書籍『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由』の著者である汐街コナさんが、会社から身を守るための処世術などを紹介する漫画連載「会社につぶされないために」。今回のテーマは「自己肯定感(2)」です。

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この自己肯定感シリーズは、「私もよくわからない」ということで、「一緒に考えてみる」という形になると思います。そのため、「これが正しい」とか「これが良い方法」というようなことは描けないかもしれませんが、よろしければお付き合いください(前回に書くべきことでした)。

「誰からも必要とされない」については、一応、大人になった今は、そう感じてしまうこと自体、その人が非常に孤独な状況にあること等が察せられるので、まったく理解できないということはありません。

が、今でも「まず、自分が自分を必要としているよね?」という感覚は強固にあります。

「誰からも必要とされない」=「自分に価値がない」と感じてしまうということは、「その人は、自分では自分を必要としていないんだろうか?」という疑問があります。

そのあたりが自己肯定感に関係しているのかもしれないと思いました。