■定着した「古参」「フレッシュ」という呼び方

――これまでで印象に残っている回はありますか。

広本:米村(姫良々)と斉藤(円香)がゾンビになる回が印象に残っています。ハロウィンでもお化け屋敷のキャストさんになれるほど本気でメイクすることはないだろうし、本物としか思えない迫力がすごかったです。

窪田:私は姫良々ちゃんと富士急ハイランドに行った初回の収録です。雨が降っている日に朝から晩までという大変なロケだったんですけど、スタッフの皆さんが本当に優しくて。きっといい番組になると確信しました。

――この番組はリアルタイムで“お茶の間さま”である視聴者が公式アプリからコメントしたり、OCHA NORMAにやってほしいロケ企画への投票を募ったりと、参加型であることも特徴の1つです。視聴者の方からはどんな反響や感想が寄せられていますか。また、そんな番組の魅力を教えてください。

窪田:皆さんと一緒にリアルタイムでコメントができることで同じ空間にいるような気持ちになれて、今までになかった新鮮な感覚で距離を縮められているなと思います。

広本:以前斉藤と2人でこっそり(公式アプリの)チャットに参加するという企画をさせていただいたのですが、「皆さんは今こんなふうに思っているんだ」と新しい発見がたくさんありました。毎週放送中に「#お茶の間さま」がTwitterのトレンドに上がってくるのもうれしくて。その反響のお陰で、今週もたくさんの人に見てもらえたんだなと実感できています。

――広本さんと斉藤さんがチャットに参加した回は、アプリ史上最高のコメント数を記録したんですよね。(2022年5月26日当時)

広本:ありがたいことに、すごいスピードでコメントが流れていました。お仕事で疲れていたりとか皆さんにも色々あるだろう中で、22時に見てコメントしてくださるのが本当にうれしいです。あと全員集合スペシャルでは、OCHA NORMAのわちゃわちゃ感が存分に出ていて喜んでもらえたなと。中山夏月姫ちゃんのぶっとびぶりや、「古参がどうだ、フレッシュこうだ」と言い争いが盛り上がったことへのコメントが多かったと思います。(※番組の中で年上組の斉藤、広本、石栗、米村、窪田が「古参メンバー」、年下組の田代、中山、西崎<崎はたつさき>、北原、筒井が「フレッシュメンバー」と呼ばれるようになった)

窪田:「古参」「フレッシュ」というワードはとても楽しんでいただけていたので、今後番組以外でも使っていけたらいいなと思います。

――番組で生まれたフレーズが番組を飛び出して使われていくのはすごいことですよね。「古参」と呼ばれるのは嫌ではないですか。

窪田:でも私は古参の中では一番年下なので、古参最年少メンバーとしてひっそりやっていこうかなと思います。

広本:でも古参の中で一番勢いがあります!

窪田:いやいやいや!(笑) あくまで古参の“妹分”です!

――今のOCHA NORMAのトークは古参メンバーが引っ張っていくことが多いんでしょうか。

窪田:私たち古参メンバーがはしゃぐ分、フレッシュメンバーがしっかり引き締めてくれるので、誰が欠けてもいけない、10人それぞれの個性あってこそバランスが取れていると感じます。