とある会社の総務部(通称:窓ぎわ部)を舞台に繰り広げられる"ちょいゆる"系オフィスストーリー。(毎週月曜更新予定)

【今週のひとこと】

あだ名っていうのは基本的に第三者がつけるもので、自分からいきなり「○○って呼んでね!」って言うケースって少ないと思います。完全に偏見ですがリア充な量産型女子大生とかだと「まりっぺって呼んでね!」など、アグレッシブに言ってくる気がしなくもないですが。

ボクの学生生活では「(中学から高校など)環境が変わる=あだ名も変わる」という公式がありました。これ、恐らく同じような経験をした人もいれば、エスカレーター式にどの環境下においても同じ呼ばれ方の人もいると思います。

そしてボクがこういう経験をした理由のひとつに「マサフミ」という名前の呼びづらさがあると断言します。

まず4文字の名前って3文字の人に比べ1文字多いだけなのにとてつもなく呼びづらい。4文字でも「けんぞう(ケンゾー)」「ゆうさく(ユーサク)」のように、伸びる音があることで呼びやすさを助長している名前は、純粋な4文字とは言えないので「3.5文字の名前」とボクは勝手に呼んでます。そんなこともあり、ボクは3文字のスカッと感にはスゴく憧れました。実際3文字の友達は統計的に名前のみで呼ばれることは多かったです。

さて、ではボクのあだ名遍歴を下記にざっと紹介しましょう。

小学生・中学生「チャゲ」、高校生「おおのちゃん」、専門学校「ごうくん」

はい、高校生以外は解説がないと「?」が浮かびますね。特に「チャゲ」は個人的には今となっては笑い話ですが一番厄介なものでした。

そもそもなぜ「チャゲ」になったか。その遍歴も説明しないとなりませんね。 決して「チャゲアス」のファンだったからというわけではないんです。ボクの記憶している限りでは下記のような変化の仕方でした。「おおちゃん」→「おお毛」(なぜか名字の後ろに「毛」がつくブームが)→「おおちゃん毛」(1と2の合わせ技)→「ちゃん毛」(「おお」が省略される)→「チャゲ」(更に省略される)

自分でつけたならまだしも、第三者につけられたあだ名にこれだけの複雑さが絡んでくると「何でチャゲなの?」みたいな質問に答えるのがめちゃくちゃダルいし、聴覚的に何となくいじめられっ子? みたいな印象さえするのでメリットが何ひとつなかったですね。今となればこれがネタとして使えるので有り難いくらいですがね~。

高校生の頃は「おおのちゃん」なので、特に説明は不要。かなり楽になりました。ただやはり下の名前では呼ばれず!

専門学校の頃は、当時V6の森田剛に似ていると一部から言われ、なぜか「ごうくん」という他人の下の名前があだ名になってしまいました。下の名前で呼ばれる憧れがありながらもこれでは意味が違う! そしてこのあだ名もなかなかの地獄要素をはらんでいます。当時はV6自体の人気がそこそこあり、そのメンバーに似ていると言われること自体、自分発信でないのに「それは言い過ぎだろ目線」で見られることもありました。こちとら「知るかボケ!」なんですが。あとボクとあまり関わりのない人からは「おおのごう」が実名だと思われることもしばしば。いろんな意味でカオス! な時期でした。

このように、第三者からつけられるあだ名というのは、つけられる側にとっては「本来する必要のない作業」が発生する可能性を含んでいます。あだ名をつける際はそういったことも加味した上で行うことをオススメいたします。ボクも人に何も考えずあだ名をつけていましたが…。

あと出産を控えて、名づけに困っていらっしゃる方がおられましたら「4文字は避けろ!」ということを声高に叫びたいです。

あれ……!? 「チャゲ」って3文字じゃん! 呼びやすさとしては理にかなっていることが証明されました。

今回も長くなってしまいすみません! 今週はこのへんで、また来週の月曜日にお会いしましょう~ヾ(´▽`)ノ

<著者プロフィール>
オオノマサフミ
1981年7月30日生まれ。東京都豊島区出身、板橋区在住のイラストレーター。2児の父。「コミカル」で「ほどよくゆるい」イラストを武器に雑誌・書籍・WEB・広告などで活動中。Twitter、WEB「Good Mornin' Studio」、ブログ「じゃぽん。