「ランチタイムはどこのお店も混雑しているけど、いちいち並んでる時間なんてない」「お昼の時間ぐらいゆっくり過ごしたい」「昼食でも身体にいいメニューを選びたい」……このように、都心部のオフィス街には「ランチ」に関する悩みを抱えたビジネスマンが溢れかえっている。「ランチ難民」という言葉が生まれてしまうほどその現状は深刻だ。本連載では、この問題を解決するべく、オフィスで活用できるさまざまなサービスを紹介していく。

  • 今回は、スマートミールの基準をクリアしたお弁当をデリバリーで提供する「い和多」をご紹介

    今回は、スマートミールの基準をクリアしたお弁当をデリバリーで提供する「い和多」をご紹介

スマートミールって?

お弁当を買うときはいつも、揚げ物や焼肉、ハンバーグなどついついボリューム重視でメニューを選びがち。そんなビジネスマンにぜひ知っておいてほしいのが「スマートミール」の存在だ。

スマートミールとは、健康に資する要素を含む栄養バランスのとれた食事の通称である。つまり、身体に良い健康的な食事のことを指している。スマートミールの基準は、厚生労働省が定める「生活習慣病予防その他の健康増進を目的として提供する食事の目安」や「日本人の食事摂取基準」などをベースに決定されているという。1食あたりのカロリーやメニューの組み合わせ、食塩や野菜の量など、その認証基準は簡単にクリアできるものではない。

今回紹介する「い和多」は、スマートミールの認証を受けたお弁当をデリバリーで提供している。東京都中央区日本橋に本社を構え、50年以上にわたって誠実に“食”と向き合っている同社。「人間は食べたものそのものである」という想いのもとつくられるお弁当は、ヘルシーなだけでなく食べ応えもしっかりと確保している点が大きな魅力だと言える。

  • スマートミールは、学術団体を中心として構成されるコンソーシアムが審査・認証した店舗で提供される

    スマートミールは、学術団体を中心として構成されるコンソーシアムが審査・認証した店舗で提供される

毎日おいしく食べるだけで栄養バランスが整う!

「い和多」のお弁当は、素材にとことんこだわっている。魚は丸のまま仕入れており、肉は大きなブロックで形がしっかりとわかるものを使用。「お母さんが家族のために作る日常の食事」のように、良い素材を選び、手間暇をかけ、作り立てのお弁当を提供してくれるのだ。

スマートミールの認証を受けた同社のお弁当は、バラエティ豊富な日替わりのメニューを用意している。一例を挙げると、「若鶏の唐揚げ」を主菜に据えたお弁当には、「茄子の玉葱南蛮」「ビーフンと豚挽き肉炒め」「ピリ辛ごぼう薩摩」「ほうれん草胡麻和え」「香の物」といった副菜が添えられる。お米はコシヒカリ100%だ。このメニューで、カロリーは781Kcal、食塩は3.3g。

そのほか、「みなみかごかます西京焼」や「豚キムチ&白身魚磯部揚げ」、「おろしハンバーグ」など、魚や肉のバランスも考慮した日替わりのメニューが提供される。同社HPにて献立も掲載されているため、毎日のメニューが把握できるのも嬉しい。

  • 主食、主菜、副菜がばっちり揃っている

    主食、主菜、副菜がばっちり揃っている

  • ハンバーグが入ったボリューム満点のお弁当も、もちろんスマートミール

    ハンバーグが入ったボリューム満点のお弁当も、もちろんスマートミール

同社は、日本橋本店のほかに、六郷、葛西、そして埼玉県の加須にも店舗があり、東京都だけでなく埼玉や神奈川の一部でも配送可能となっている。

身体にやさしい食事を日替わりで、おいしく無理なく続けられる「い和多」のお弁当。試食制度も設けられているため、気になった方はまず試食から始めてみよう。