「パッケージサラダ」を製造・販売するサラダクラブはこのほど、野菜の日(8月31日)に合わせ、野菜に関するアンケート「サラダ白書2018」の調査結果を発表した。また、9月4日からは新商品「1/2日分の野菜がとれる 赤紫の野菜ミックス」なども発売予定。発表会の場では、パッケージサラダを活用した“ゆるベジ”メニューの提案も行われた。

  • 「野菜の日」は、全国青果物商業協同組合連合会など9団体が「もっと野菜のことを知ってほしい」「野菜をたくさん食べてほしい」という想いで1983年に制定した記念日である

現代人の70%は野菜不足を意識している!?

サラダクラブは毎年、サラダの食文化把握を目的に年次調査を実施している。その結果は「サラダ白書」として発表され、第9回目となる今年は「ダイエットに関する意識、『食』に関するライフスタイル」をテーマにWebアンケートが行われた。対象は全国の20~69歳の男女、計2,060人。調査期間は2月28日〜3月2日。

  • Q. 現在の食生活で、野菜不足を意識することはありますか。野菜不足だと思われる場合はその理由について、あてはまるものを全てお選びください(複数回答)

野菜不足の意識について調査したところ、全体の約7割が「野菜不足を意識している」と回答。調査時期が天候不良による野菜高騰のタイミングと重なったこともあるが、野菜不足の理由として「価格が高いから」と答えた人は40.9%にのぼった。また、男性より女性の方が野菜不足への意識が強く、20~50代の女性の約8割が野菜不足を感じていることがわかった。

  • Q. ダイエットをしたことがありますか

ダイエット経験の有無を伺うと、全体で「現在ダイエット中」の人は21.5%、「過去にダイエットをしていたが現在はしていない」という人は36.0%となったが、男女間ではその割合に差が見られた。女性の20~40代では「現在ダイエット中」の人が3割以上を占める中、男性は最も割合が高い30代でも25.2%という結果に。

  • Q. 経験したことがある/興味のあるダイエット方法をお選びください(複数回答)

ダイエット経験者とダイエット志向者に聞いた「経験したことがある、もしくは興味のあるダイエット方法」では、いずれも「野菜から先に食べる」が突出して高い割合を示した。「スムージー、コールドプレスジュース」は経験したことがあるダイエットとしては6%であるが、興味のあるダイエット方法としては12%と比較的多くなっており、今後ダイエット方法として取り入れる人が増えることが推察される。

  • Q. 普段の生活の中で長くしたい、または短くしたいと思っている時間(こと)はありますか(複数回答)

続いて、「普段の生活の中で、長くしたい/短くしたいと思っている時間(こと)」について尋ねたところ、短くしたい時間のトップは「調理をする時間」(28.6%)という結果に。その一方で、食事をとる時間は「朝食」「昼食」「夕食」とも長くしたいと答えた人が比較的多く見られた。

  • Q. 食事の支度の時間短縮に利用しているものをお選びください(複数回答)

食事の支度で時短をするために利用しているものに関しては、「惣菜など出来合いのもの」(34.6%)、「冷凍食品」(28.7%)、「レトルト食品」(22.7%)の次に「サラダ用や料理用のカット野菜」(22.5%)が並んだ。

男性の35.2%が「自分で食事を支度することはない」と答えているのも印象的である。野菜が不足しているという自覚はうっすらありつつ、そろそろダイエットも考えないと…でも結局“めんどくさい”という敵には負け越しっぱなし。そんな忙しいビジネスマンにこそ、パッケージサラダはもってこいなのではないだろうか。

パッケージサラダに新作登場!

「サラダ白書」の調査結果からもわかるように、野菜を手軽にたくさん食べたいというニーズは確実に高まってきている。そんな中、サラダクラブが展開するパッケージサラダも続々バリエーションを拡大。9月4日からは、「1/2日分の野菜がとれる 赤紫の野菜ミックス」(175g/198円)を発売する。

  • 赤紫色の彩りが鮮やかな、和風仕立ての「1/2日分の野菜がとれる 赤紫の野菜ミックス」(175g/198円)。大根や白菜をベースに、紅心大根、サニーレタス、レッドキャベツ、赤パプリカなど赤紫色の野菜をミックスし、全10種を配合している

同時に、期間限定商品として販売中の「1/2日分の野菜がとれる 緑黄色野菜ミックス」(175g/198円)を定番商品とし、これらをシリーズ化して展開することが決定した。

  • 緑黄色野菜をメインとした全9種の野菜が配合された「1/2日分の野菜がとれる 緑黄色野菜ミックス」(175g/198円)。野菜の日に合わせ、7月11日~8月31日までの期間限定商品として発売していたが、7月11~31日の出荷パック数が昨年比で約170%と好調だったため、定番商品としての継続販売が決まったとのこと

“1/2日分の野菜がとれる”シリーズは、厚生労働省が推奨する1日の野菜摂取量350g(「健康日本21」参照)の半分を1パックでとることができる。厚生労働省の「平成28年国民健康・栄養調査」によると、国民の野菜摂取量の平均値は276.5gで、目標量の8割程度にとどまっているという。

また、パッケージサラダには、旬の季節野菜を使用したものや、注目の野菜を手軽に楽しめるものも数多く用意されている。9月4日からは、11月12日までの期間限定で「10品目のサラダ かぼちゃやビーツ」(165g/284円)、「お家で作るごちそうサラダ 秋のサラダ用」(95g/189円)、「Select SALAD かぼちゃやキャベツ」(55g/100円)の3種を発売。忙しい人も食卓で秋を感じられるラインナップとなっている。

  • 3~4人前の容量で野菜をたっぷり食べられる「10品目のサラダ」シリーズに、秋季限定で仲間入りした新商品「10品目のサラダ かぼちゃやビーツ」(165g/284円)。秋が旬のかぼちゃをメインに、ビーツ、ロメインレタス、ニンジン、レタス、レッドキャベツ、グリーンリーフレタス、トレビス、黄パプリカ、水菜の10種をバランスよくミックスしている。スーパーフードとして話題にはなっているものの、なかなか食べる機会がないビーツが配合されているのも嬉しいポイント

  • 「お家で作るごちそうサラダ 秋のサラダ用」(95g/189円)は、2~3人前の容量で幅広いアレンジが可能な「お家で作るごちそうサラダ」シリーズの秋季限定品。レタスをベースに、かぼちゃ、サニーレタス、トレビス、橙パプリカを合わせた。日々の食卓にはもちろん、ハロウィンパーティにもおすすめのカラーリングだ

  • 1人前のトレータイプで手軽に野菜が食べられる「Select SALAD」シリーズの秋季限定サラダは、「Select SALAD かぼちゃやキャベツ」(55g/100円)。キャベツ、グリーンリーフレタス、レッドキャベツをベースに、かぼちゃとトレビスをトッピングした。