あの懐かしの「ゲームボーイ」がレゴになった……だと!?

任天堂の元祖携帯ゲーム機「ゲームボーイ」が発売されたのは、1989年。実は筆者、当時9歳の小学4年生だったんです。近所のショッピングセンターで親に買ってもらって以来、どこに行くのも一緒でした。

そんなゲームボーイと、あの「レゴブロック」がコラボした商品「LEGO GameBoy」(9,280円)が10月に発売。完全に私世代を狙い撃ちした商品じゃないですか――ということで今回は、「LEGO GameBoy」を実際に組み立ててみることにしました。

  • 「LEGO GameBoy」

    「LEGO GameBoy」

なお、実は筆者はあまりレゴブロックに触れたことがありません。というわけで、筆者のような初心者でも組み立てを楽しめるのか試してみたいと思います!

  • わくわくが止まらないっ!

    わくわくが止まらないっ!

パッケージをオープン!

まずはパッケージを開けてみました。1番~5番までの番号が振られた透明な袋が入っていて、その中には大量のレゴが。これはなかなか手ごたえがありそうですね。なお、内容量は421ピースです。

  • 421ピースあるとのこと。組み立てにだいたい2時間くらいかかるという人が多いようです

    421ピースあるとのこと。組み立てにだいたい2時間くらいかかるという人が多いようです

  • 箱を開けてみたところ。ピースは5つの袋に分かれていて、順番に開けていきます

    箱を開けてみたところ。ピースは5つの袋に分かれていて、順番に開けていきます

  • 説明書。けっこう分厚い……

    説明書。けっこう分厚い……

実際に組み立ててみると、かなりのパーツ数であると分かります。パーツをひとつでもなくしてしまうと完成できないというプレッシャーでドキドキしてしまいますね……。

  • 袋を開けると、こんな感じでたくさんのパーツが入っています

    袋を開けると、こんな感じでたくさんのパーツが入っています

  • 説明書は、すべてイラストだけで書かれています

    説明書は、すべてイラストだけで書かれています

  • 全世界の人がこれで作れるようになっているのがスゴイ

    全世界の人がこれで作れるようになっているのがスゴイ

まずは「スーパーマリオランド」のゲームソフトから作るのですが、出来上がったものを見て思わず「懐かしい~」と声が出てしまいました。これ持ってたんですよね……。マリオがめずらしくスーパーボールで戦うんです。初めて買ったソフトだったんじゃないかな?

  • とりあえず組み立ててみた「スーパーマリオランド」

    とりあえず組み立ててみた「スーパーマリオランド」

  • 実物大サイズなのが嬉しい。というか本物にしか見えない

    実物大サイズなのが嬉しい。というか本物にしか見えない

いよいよ本体へ

続いて、本体に取りかかります。単純に外側のデザインを再現するだけではなく、内部のギミックもミッチリ詰まっているのでかなり複雑……かと思いきや、説明書のおかげでけっこうスムーズです。

内部パーツを誤って1列隣にはめ込んでしまい、「おや? パーツが入らないぞ」と動揺したこともありましたが、おおむね迷うことはありませんでした。まるで本物のゲームボーイを組み立てているような気分でテンション上がる!

  • 続いて本体です。「これどこを作っているんだ?」と思いきや……

    続いて本体です。「これどこを作っているんだ?」と思いきや……

  • 裏面だった! ここをガバっと開けて電池を交換するんですよね

    裏面だった! ここをガバっと開けて電池を交換するんですよね

  • 内部に取り掛かっていきます

    内部に取り掛かっていきます

なお、部品の一部にはゴムが使われています。このゴムのおかげで、実際にボタンを押すことが可能なんですね。凝ってるわあ~。

電源スイッチは「パチンパチン」、音量ボタンは「ぐるぐる」で当時の触感に近いと思います。ABボタンと十字キーは、もう少し「パチパチ」だった気もするけど、ここだけ少し違うかな。どちらかというと「グニグニ」とした押し心地です。

  • これはなんだろうと思ったら……

    これはなんだろうと思ったら……

  • 十字キーの内部部分でした。黒い部分がゴムになっていて、十字キーがちゃんと押せる仕組みです

    十字キーの内部部分でした。黒い部分がゴムになっていて、十字キーがちゃんと押せる仕組みです

  • このロゴだけでご飯何杯かいけちゃう

    このロゴだけでご飯何杯かいけちゃう

  • まるで本物のゲームボーイを組み立てているような気分になれます

    まるで本物のゲームボーイを組み立てているような気分になれます

  • こちらは「Aボタン」「Bボタン」用のゴムです

    こちらは「Aボタン」「Bボタン」用のゴムです

そろそろ完成が見えてきました。ここまでで、おおよそ2時間近くかかりました。まあ初心者が撮影しながらなのでこんなものかと思いますが、慣れていればもっと早いかもしれません。

  • だんだんと組み上がってきました! いいぞいいぞ

    だんだんと組み上がってきました! いいぞいいぞ

  • 「セレクトボタン」と「スタートボタン」を入れ間違えないように……

    「セレクトボタン」と「スタートボタン」を入れ間違えないように……

  • ボタン類は、ただ動くだけじゃなくてちゃんと反発があるのがすばらしい

    ボタン類は、ただ動くだけじゃなくてちゃんと反発があるのがすばらしい

  • こちらはモニター部分

    こちらはモニター部分

  • 画面のコントラストを調整するためのダイヤルです。細かいところが嬉しいね……反対側にはボリュームダイヤルもあります

    画面のコントラストを調整するためのダイヤルです。細かいところが嬉しいね……反対側にはボリュームダイヤルもあります

個人的にグッときたのが、「画面が動いて見える」ギミック。もちろん電気は通っていないので、本当に動くわけではないのですが、いわゆる「レンチキュラー」仕様になっているので、見る角度によって画面が動いて見えるんですね。

とくにうれしかったのが、任天堂ロゴが上からスーッと降りてくるところを再現した画面です。当時のゲームボーイでは、ロゴが中央にくると「チャリーン!」という音がして、ゲームがはじまるんですよ。同世代の人はこのわくわく感を理解してくれるはず。

  • 「チャリーン!」と音が聞こえてきそう

    「チャリーン!」と音が聞こえてきそう

  • 本体部分が組みあがりました

    本体部分が組みあがりました

  • こちらは「ゼルダの伝説 夢をみる島」

    こちらは「ゼルダの伝説 夢をみる島」

いよいよ完成!

  • スタンドを付けたら完成です。やったー!

    スタンドを付けたら完成です。やったー!

  • サイズ感が本当に当時とほぼ同じ!

    サイズ感が本当に当時とほぼ同じ!

実際に作ってみて、完成品のクオリティの高さに驚かされました。本体のサイズ感は当時のまま。ボタンもちゃんと押せますし、カセットも差し替え可能。まるであの頃に戻ったかのような気持ちになれます。

  • カセットを入れ替えることも可能

    カセットを入れ替えることも可能

  • ゲームプレイはできないけれど、当時を思い出しちゃいましたよ

    ゲームプレイはできないけれど、当時を思い出しちゃいましたよ

個人的にはリビングに飾りたくなるぐらい気に入ったのですが、作る過程が好きな人は、もう一度バラして組み立て直してもいいかもしれません。「1万円弱でこれをゲットできるなら安いかも!」と思ってしまった自分、大人になったものですね……思わずしんみりしちゃいました。

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