JR西日本が3月16日に実施するダイヤ改正に合わせ、おおさか東線新大阪~放出間が開業する。全線開業後のおおさか東線は新大阪~久宝寺間の普通列車を中心に運転され、早朝に放出発新大阪行、深夜に久宝寺発放出行の普通列車が2本ずつ設定される。

  • 3月16日の全線開業を前に、おおさか東線新大阪~放出間で試運転が行われている

おおさか東線が全線開業する3月16日、営業初列車は放出駅5時34分発・新大阪駅5時50分着の普通列車2401S、新大阪発の初列車は同駅5時55分発、久宝寺行の普通列車2402Sとされた。放出発新大阪行は7時台にも1本(普通列車2411S。平日は放出駅7時0分発、土休日は放出駅7時3分発)設定される。

新大阪駅始発の普通列車は平日67本・土休日66本が設定され、すべて久宝寺行で運転。5時台に1本、6~8時台に毎時3~4本、9~20時台に毎時4本、21~23時台に毎時2~3本の普通列車が新大阪駅を発車し、最終列車となる普通列車2534Sは新大阪駅23時56分発・久宝寺駅0時28分着で運転される。

久宝寺発新大阪行の普通列車(放出発新大阪行・久宝寺発放出行を除く)は平日65本・土休日64本を運転。5時台に2本、6~8時台に毎時3~4本、9~19時台におおむね毎時4本(平日は15時台に3本、16時台に5本)、20~22時台におおむね毎時3本(土休日22時台は2本)の普通列車が久宝寺駅を発車する。新大阪行の最終列車は久宝寺駅22時58分発・新大阪駅23時32分着の普通列車2533S。この列車の後に久宝寺発放出行の普通列車2535S・2537Sが運転され、2本とも久宝寺駅を23時台に発車する。

  • JR京都線(東海道本線)東淀川駅付近を201系が通過

おおさか東線ではこれらの普通列車に加え、新大阪~奈良間を1時間弱で結ぶ直通快速を平日・土休日ともに上下各4本運転。直通快速・普通列車はいずれも放出駅で2~4分程度停車する(一部列車を除く)。使用車両は直通快速が7両編成の321系または207系、普通列車が6両編成の201系とされている。