• 磯村勇斗 (C)「珈琲いかがでしょう」製作委員会

そして、こちらも美しい! ぺいを演じる磯村勇斗さんも忘れてはいけません! 荒々しい青山と兄弟のような存在だったぺいは、大好きだった青山を理解しようと苦くて飲めない珈琲を頑張って飲もうとする姿がとても愛おしいのですが、そんなぺいがメインで出演しているスピンオフドラマ『珈琲“もう一杯”いかがでしょう』(Paravi)では、本編以上に青山への尊敬や愛が感じられるので、思わず抱きしめたくなります!

スピンオフドラマは、たまに本編とは大幅に雰囲気が変わってしまうのもあって「あぁ…こういう感じかぁ…本編とはだいぶ変わっちゃって、これはもう別のドラマだなぁ」と少しガッカリしてしまうパターンも多々あるんです。でも、この『珈琲“もう一杯”いかがでしょう』は、本編のシーンをしっかりと膨らませてくれているので、「このシーンの続きはこうだったんだ!」とワクワクしたり、キャラクターの意外な一面が見られたりと、より本編が輝くように演出されているので、<本編“もう一回”いかがでしょう>と、本編をもう一度見直したくなるほど面白い作品となっています!

■苦味と甘味がミルクと珈琲のような塩梅で…

そんな『珈琲いかがでしょう』と『珈琲“もう一杯”いかがでしょう』は、中村倫也さん、磯村勇斗さん、夏帆さん、光石研さん、そして毎話のゲストも含めて実力派しかいない至福のドラマ。第7話では、夏帆さん演じる垣根や、ぺいを巻き込んでまで青山を追い詰めようする宮世琉弥さん演じるぼっちゃんの歪んだ愛情が切なかったり、青山がたこさんの「奥さんと同じ墓に入りたい」という生前の願いを叶える直前でぼっちゃんに捕まってしまったりと、続きがどうなるのか気になって仕方がありません。

苦味と甘味が、ミルクと珈琲のようにいい塩梅で混ざり合っているドラマ『珈琲いかがでしょう』。最近、苦味と酸味が強めに出てきてしまっていて、手付かずのままテーブルに置かれてしまっている独身厄年・35歳の橋爪が、最終回をしっかりと見届けたいと思います!!

  • (左から)磯村勇斗、中村倫也、夏帆 (C)「珈琲いかがでしょう」製作委員会

■プロフィール
橋爪ヨウコ
1985年生まれ、群馬県出身。14年に、ドイツみちことお笑いコンビ「こじらせハスキー」を結成し、『ウチのガヤがすみません!』(日テレ)などに出演。ピンでも『週刊フジテレビ批評』(フジ)に出演し、1日12時間のテレビ視聴をノルマと課す超テレビっ子。

ツイッター「@dumeko」
ブログ「橋爪ヨウコの群馬大好きなんさー」
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