• 杉野遥亮=同

ダメダメ新入社員・井手裕太郎役の杉野遥亮さんは、私が大好きなドラマ『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』の正宗信喜や、『俺の話は長い』の駒野海星、『大恋愛~僕を忘れる君と』の小川翔太など、ドラマによって全く違う役柄を演じきる姿に、“次世代のカメレオン俳優”だなとしみじみ。

テレビドラマ初レギュラーで新入社員・三田貴士を演じる中村海人さん(Travis Japan/ジャニーズJr.)は、その爽やかさが役柄とかぶり、ふと見せるほんわかさにも癒やされ、Travis Japanで見せるキレのあるダンスと歌とはまた違った一面が素晴らしいなと思いました!

■「里中課長そのまんま」小泉孝太郎、優しさに泣ける勝地涼

13年の月日が経ち、主任から課長に昇進した里中賢介を演じる小泉孝太郎さんは「里中課長そのまんま!」というくらいに穏やかで優しい方。

同じくシーズン1から出演されている浅野務役の勝地涼さんは、撮影初日にS&F営業部のメンバーの名前を覚えていましたが、それだけではありません! 営業部のメンバーには、私を含め芸人が多数参加しているのですが、まさかの名前+コンビ名までも覚えてきてくださって…。「こじらせハスキーのヨウコね!」と呼んでくれたときは、思わずその優しさに泣きそうになりました。

新キャストの宇野部長役を演じる塚地武雅さんは「拡散しろよなー」と照れながら、営業部メンバー全員にジュースをご馳走してくれましたし、皆さんとても優しく接してくれています!

  • 小泉孝太郎(左)と塚地武雅=同

■大泉洋の演技力に圧倒される日々

そしてなんと言っても、大前春子との掛け合いが最高な東海林武を演じる大泉洋さんの演技力に圧倒される日々です。篠原さんと大泉さんの息の合ったテンポ感を見ているととても心地良く、「とっくり!」「クルクルパーマ!」と言い合う生の姿に、『ハケンの品格』ファンとしてめちゃくちゃテンションが上がりつつ、13年経っても全く色褪(あ)せず、よりパワーアップしてるのがすごいと思いました!

大泉さんは、PARCO劇場で7月1日~8月8日に行われる『大地(Social Distancing Version)』の本番目前でお忙しい中、本番中カットがかかるまでみんなが笑いを我慢するくらいアドリブも交えた素晴らしい演技! それを間近で見ることができて、感激しています。