衣装姿でマスク&フェイスシールドを着用する橋爪ヨウコ

そんな素敵な出演者に囲まれながら撮影が進んでいますが、コロナの影響を受け、本番以外はマスクとフェイスシールドを着用。スタジオに入る際もサーモカメラの撮影でOKだったら入室でき、1日に何度も体温計で熱を測り、本番以外はソーシャルディスタンスをこれでもか!と取り、何度も消毒をしながら慎重に収録しています。

スタッフさんも出演者の方も、今までとは全く違った慣れない環境の中で「良い作品を作りたい!」という気持ちでいながらも、スタジオに入れる人数は限られています。そうした制約があり、通常の何倍も労力や時間がかかってしまう難しい状況下にもかかわらず、スムーズに現場が進むようにと力を合わせ、丁寧かつスピーディに熱を持って制作にあたっている姿に、胸がいっぱいになります。

なかなかこういった制作の裏側を知ることはできなかったのですが、スタッフさんや大勢の方々が関わって一から愛を持って作っているからこそ、今までテレビの前でドラマを純粋に楽しむことができていたんだなと気付かされます。ドラマが大好きで「ドラマの話で友達を作り、恋も仕事もドラマで学んできた」と言っても過言ではない私は感謝しきれず、改めてこのドラマに関われたことが本当に幸せだなと思いました。

■役名や小道具にスタッフの遊び心

内容が面白いのはもちろん、オープニングの東京ゲゲゲイと篠原さんのオフィスダンスと鈴木雅之さんが歌う主題歌「Motivation」もめちゃくちゃカッコイイ!のですが、この作品、実はスタッフさんの遊び心がたくさん散りばめられているんです。

まず、ハケン社員である「大前春子」「福岡亜紀」「千葉小夏」、シーズン1の加藤あいさん演じる「森美雪」の名前に春夏秋冬の季節感が入っていて、営業1課のメンバーは「近藤」「沖田」「永倉」と新撰組から、営業2課のメンバーは「権藤」「仰木」「達川」とプロ野球の監督から名字を取っています。

さらに、1人1人のデスクにその役のカラーが出ているんです。天真爛漫の小夏のパソコンはやる気の赤、食いしん坊キャラの子のデスクにはスプーンや箸、意識高い系社員のデスクには最新のマウスが。

ちなみに、私が演じるハケン社員の「真中ようこ」は、ヒールを履き、毎日髪をくるくるに巻いて出勤する女子力高いタイプなので、デスクは基本ピンクで彩られていて、恋愛のDVDも飾られています! 本当に細かい部分までこだわりが詰まっているんです。

「コロナウイルスがやってこなかった2020年」を描き、ドラマだからこそ思いきり笑って、スカッとできる楽しいドラマ『ハケンの品格』。S&F営業部のハケン社員「真中ようこ」役でひっそりとこっそりと出演している私、橋爪も、今夜の放送も楽しみにしたいと思います!

■プロフィール
橋爪ヨウコ
1985年生まれ、群馬県出身。14年に、ドイツみちことお笑いコンビ「こじらせハスキー」を結成し、『ウチのガヤがすみません!』(日テレ)などに出演。ピンでも『週刊フジテレビ批評』(フジ)に出演し、1日12時間のテレビ視聴をノルマと課す超テレビっ子。

ツイッター「@dumeko」
ブログ「橋爪ヨウコの群馬大好きなんさー」
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