みなさんは他人の車に乗せてもらった際に、「これは……」と思った経験はありませんか? 車の内装・外装が原因だったり、持ち主が決めた車内ルールが原因だったり。乗せてもらう立場でアレコレ文句を言うのは「何様? 」という感じもしますが、度が過ぎてる車にはどうしても嫌な気持ちを抱いてしまいますよね。

というわけで今回は、コブス読者に回答してもらった『こんな車はイヤ!』なエピソードをお届けします。

調査期間:2011/4/28~2011/4/30 アンケート対象:COBS ONLINE会員 有効回答数 501件(ウェブログイン式)

■汚い車はイヤだ!!

車の中が食べカスだらけで汚かった。(29歳・女性)

車の床に髪の毛がいっぱい落ちていてびっくりした……。(25歳・女性)

いつもきれいな身なりだったのに、車の中に服やバッグが散乱していてグチャグチャだった。気持ちが冷めた。(27歳・男性)

新車についている内装のビニールが、ボロボロなのに汚くなるという理由で剥がしていない。あたしにはボロボロの方が汚く思えた。(24歳・女性)

大量に寄せられたこれらの回答。もはや車はただの移動手段ではなく、生活空間のひとつですから、食べカスや髪の毛が落ちていないよう、キレイにしておきたいですよね。

■臭い車はイヤだ!!

女の人なのに灰皿からタバコの吸い殻があふれ出て臭かった。(26歳・女性)

元彼の車が犬臭くて、元彼と私の友達何人かで出かけたときに、微妙な空気になったことがある。(25歳・女性)

香水の甘い香りと、シートについたタバコのにおいが混ざって吐きそうになった。(26歳・男性)

車内がゴミでいっぱいで、そのにおいがひどくてもう乗りたくないと思った。(25歳・男性)

これも最初に出てきた「汚い車はイヤ!」と同じくらいたくさん回答をいただきました。ほかにも、「においのキツイ芳香剤が苦手」といった意見も。少なくとも、ゴミや吸い殻はこまめに捨てましょう。

■リラックスできない車はイヤだ!!

ものすごく車にこだわっている人で、車内での飲食が禁止。のどが渇いたときに気分がさめた。(29歳・女性)

彼氏の友人の車が土足厳禁で、しかも床面に新聞紙が敷いてあった。(29歳・女性)

リクライニングが壊れていて全然傾斜がつけられなかった。直しなよ……と思わず言ってしまいました。(26歳・女性)

飲食禁止や土足厳禁、車を大事にする気持ちは分かりますが、やりすぎはやはり不快に感じますよね。一緒に車に乗るんですから、やっぱり気持ちよく過ごせるよう考えてもらいたいものです。でも持ち主の"もてなしの気持ち"にあぐらをかいて、逆に不快な思いをさせてしまうことがないよう、同乗者も気をつけないといけませんね。

■うるさい車はイヤだ!!

会社の先輩が真っ赤なスポーツカーで現れた時。爆音でうるさくて会話は聞こえないし、乗り心地は悪いし、最悪だった。(28歳・女性)

男友達の車に乗せてもらったら、大音量で延々と音楽が流れていたこと。(25歳・女性)

先輩のクルマに乗せてもらったらスピーカーをトランクに積み音楽をガンガン掛けていて、話が聞き取れなかった。(24歳・男性)

音楽の好き嫌いに関係なく、やはり大きすぎる音は人を不快にさせてしまうようです。24歳・男性の方の意見にもあるように、お互いの声が聞き取れなくなったりもしちゃいますからね。

■とにかくこんな車はイヤだ!!

車内の電飾系が派手過ぎた。(27歳・男性)

ナンバーが"1111"や"7777"などのゾロ目だった。停車中に見られているのが分かって恥ずかしかった。(25歳・女性)

電飾もナンバーも、持ち主が気に入ってやってることなんですが……やはり注目されると同乗者は恥ずかしく思ってしまいますよね。

明らかにポルシェではない古い車に、"ポルシェ"と自分で作ったでかいシールを目立つように張っている男性がいた。(29歳・女性)

ポルシェへの憧れが強かったんですね。

さて、いかがだったでしょうか? 内装・外装はすぐに変えるのは難しいですが、『汚れ』や『臭い』は心がけしだいですぐに改善できるはずです。「私の車は大丈夫」という人も、あらためて車内を見渡してみてください。もしかしたら、いままで気づかなかった"イヤイヤポイント"が見つかるかもしれませんよ?

このコラムはCOBS ONLINEに掲載されていた記事です。
クルマ初心者が知りたいお得なカーライフのコツ

(貫井康徳@dcp)