富士急行は3月13日、JR東日本のダイヤ改正に合わせ、富士急行線のダイヤ改正を実施する。始発時刻・終電時刻を変更するほか、「富士山ビュー特急」の運転を再開。「フジサン特急」と観光列車「富士登山電車」は引き続き当面運休となる。

  • 「富士山ビュー特急」が3月13日から運転再開

富士急行線は現在、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、運行ダイヤを変更(減便)しており、「富士山ビュー特急」「フジサン特急」と観光列車「富士登山電車」が運休となっている。ダイヤ改正を行う3月13日以降、「富士山ビュー特急」のみ運転を再開し、大月~河口湖間で1日2往復を運転する予定。ただし、1号車(特別車両)のドリンクサービスと、土休日のスイーツプランは当面休止する。JR線から直通する特急「富士回遊」も含めた特急列車の運転本数は、平日が上下各5本、土休日が上下各6本となる。

始発時刻・終電時刻は平日・土休日ともに変更。河口湖発大月行の始発列車は河口湖駅5時26分発とし、大月発河口湖行の始発列車は現行の大月駅6時13分発から同駅6時32分発に繰り下げる。河口湖発大月行の最終列車は現行の河口湖駅22時9分発から同駅21時52分発(大月駅でJR中央線高尾行の最終列車に接続。八王子・立川方面へ乗換え可能)に繰り上げ、その1本前の列車も現行の河口湖駅21時18分発から同駅20時52分発(新宿・東京方面へ乗換え可能)に繰り上げる。

その他、始発列車を含め、大月行・河口湖行の普通列車を各2本増発するとのこと。なお、現在実施している特別ダイヤに関して、首都圏に発令されている緊急事態宣言の期間が延長されたことを踏まえ、3月12日まで実施するとしている。