JR東日本八王子支社は、2021年3月13日に実施するダイヤ改正で、中央快速線・青梅線において平日夕夜間の直通運転を一部見直し、立川駅ホームの混雑緩和と、立川駅始発の列車への着席サービス向上を図ると発表した。

  • 中央快速線を走る青梅行の列車

対象となる列車は、現行の東京駅17時24分発・青梅駅18時52分着、東京駅18時51分発・青梅駅20時22分着の下り2本と、青梅駅17時51分発・東京駅19時14分着、青梅駅19時8分発・東京駅20時33分着の上り2本。ダイヤ改正後、運転区間が東京~立川間・立川~青梅間に分離される。

各列車とも東京駅と青梅駅の発着時刻は現在と同じだが、立川駅での到着時刻・発車時刻が一部変更となっており、たとえば現行の東京駅18時51分発・青梅駅20時22分着の列車はダイヤ改正後、東京駅18時51分発・立川駅19時47分着、立川駅19時46分発・青梅駅20時22分着となるため、立川駅での乗換えはできない。

その他、八王子駅で中央快速線と接続する八高線にて、平日の17時台に八王子~箱根ヶ崎間の列車を1往復増発して混雑緩和を図る一方、現行の高麗川駅20時46分発・八王子駅21時33分着の列車が運転取りやめに。中央本線の大月駅と甲府駅では、夕夜間を中心に一部の特急「あずさ」「かいじ」と普通列車の乗換え時間が短縮される。