育児に励む専業主婦のpinkyさんが、家庭内介護について知ってほしいことや介護・育児にまつわる豆知識などを紹介する4コマ漫画連載「ときどき介護のち育児へ」。今回は「おしゃべり」に関するお話です。

  • 4コマ漫画連載「ときどき介護のち育児へ」のワンシーン
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おばあちゃんのおしゃべりは、時にヒヤヒヤもの

認知症のウメおばあちゃんが庭にいると、近所の方がおばあちゃんに話しかけてくださったり、おばあちゃんが近所の方へ話しかけたりすることがありました。

私が一緒にいるときならいいのですが、私が不在時に既に話しているときはドキッとしました。なぜなら、認知症のウメおばあちゃんは近所の人の顔も忘れてしまっており、話しかけてくださっても、その人が誰なのかわからなかったからです。そのうえ、話した内容もすぐに忘れてしまいますし、時には失礼な発言をしてしまったことも……。

それでも、近所の方の中にはウメおばあちゃんが認知症であることを理解したうえで話しかけてくださる方もいらっしゃいました。そういう方の存在はとても心強かったですし、おばあちゃんもうれしかったと思います。

筆者プロフィール: pinky

現在は育児に奮闘する専業主婦。結婚を機に夫の自宅で同居生活を開始した。介護の仕事をしていたが、仕事を辞めて2013年8月より約2年間、夫の祖母の介護を務めあげた後、2016年2月に出産。日々の生活をつづったブログ「家事ときどき介護」を随時更新中。