Twitterで日々ブロッコリーの情報を紹介する、石川県白山市のブロッコリー農家・安井ファーム(@yasuifarm)さん。ブロッコリーのレシピや豆知識などのツイートが、「美味しそう!」「知らなかった!」と度々バズっています。意外と知らないブロッコリーの使い方や、美味しいレシピなど、そのツイートたちは見ているだけでブロッコリーを食べたくなるものばかり。

この春には、書籍『日本一バズる農家の健康ブロッコリーレシピ』(KADOKAWA刊)も出版しました。この全5回の連載では書籍から一部をご紹介。ブロッコリーを使った料理のバリエーションがさらに広がるかもしれません。

第4回は、ザクッと切って捨てがちな「ブロッコリーの葉っぱ」のアイデア。安井ファームさんでは、Twitterでも「少しクセになる苦みがあり、ベーコンと炒めても、ゆでて酢醤油で食べても美味しいので、何卒食べる方向でご検討いただけますと幸いです。」と紹介しています。

使い方を知れば、あえて葉っぱ付きのブロッコリーを手に取りたくなるかもしれない、「葉っぱ」のアイデアを4つご紹介します。

葉っぱのアイデア

ベーコン炒め

ベーコンとブロッコリーの葉っぱをごま油で炒め、塩、こしょうで味を整えたら完成! ちょっぴりクセになる苦みがあるオトナの一品です。房や茎のみならず、葉っぱもベーコンとの相性はGOOD!×3。

酢じょうゆ

葉っぱをサッとお湯にくぐらせて、酢じょうゆにつけて食べるだけ。小房をゆでるついでにできる一品です。酢じょうゆにつけた際に表面に浮かぶ油の正体はブルーム(第1回を参照)ですのでご安心くださいませ。

おくもじ(郷土料理)

(1)ブロッコリーの葉を塩もみし、1時間放置する。(2)鍋に入れて10分間塩ゆでする。(3)いったん煮汁を捨ててからもう一度鍋に水を足し、5分間煮る。(4)しょうゆをお好みで加えて少し煮込んだら完成。

スープの彩りに

ゆでると鮮やかなビリジアン系のグリーンを呈するブロッコリーの葉っぱ。スープをよそった器に、サッとスープにくぐらせたブロッコリーの葉っぱを添えると映え度がグッと上がるのでおすすめです。

本書のレシピアレンジ

このページを除くと本書のレシピにはブロッコリーの葉っぱは登場いたしませんが、例えば刻んで料理に混ぜ込んでみたり、汁物系の料理に添えてみたり、一緒に漬けてみたりとアレンジは無限大ですので、自由に楽しんでいただければと思います。意外とおいしい発見があるかもしれません。

書籍『日本一バズる農家の健康ブロッコリーレシピ』(KADOKAWA刊)

Twitterフォロワー5.5万人ブロッコリー農家・安井ファーム(@yasuifarm)初のレシピ本。

ビタミンCはレモン以上、葉酸やタンパク質、ミネラルも含む最強の健康食材・ブロッコリーが、たっぷり食べられるレシピの数々。美容を気にする人、幼児食や介護食、また筋トレ民、ダイエッターなど、あらゆる健康志向の人におすすめです。しかもおいしい!「BT(ブロッコリーテクニック)」から、野菜なのに食卓のメインを張れる「ごちそうブロッコリーレシピ」、すぐに作れる「おつまみブロッコリーレシピ」など、ブロッコリーのすべてが詰まった1冊です。

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