女性にとって、ダイエットは「永遠のテーマ」といえるのでは?

お正月から1か月ほどたったが、「正月太りがいまだに抜けない……」と悩んでいる人も多いのではないだろうか。そんなたちに朗報?だ。オランダで「寒い場所で過ごすことは体重を落とすことに役立つ」という趣旨の論文が発表され、話題となっている。

カロリー消費のカギは「震え」にあった

論文は、海外の様々な論文を取り上げているサイト「Trends in Endocrinology & Metabolism」に「Cold exposure -an approach to increasing energy expenditure in humans」とのタイトルで掲載されている。

論文はマーストリヒト大学医療センターのWouter van Marken Lichtenbelt氏らによって発表された。Wouter氏は、人間が寒さに耐えるためにガチガチする「震え」に着目。この震えが熱を生み出していることから、この震えを多くさせることで、より大量のカロリーを消費させられるのではないかと研究チームは考えたという。

研究チームは、被験者に15℃に設定した部屋で毎日6時間過ごしてもらい、それを10日間続けた。その結果、被験者の褐色脂肪細胞が増加したことが明らかになった。褐色脂肪細胞とは、体脂肪を燃やすとされている細胞で、この細胞が多かったり、その働きが活発だったりした方がダイエットには向いていると言われている。

18℃の気温で褐色脂肪組織を活性化させる

15℃というと、かなり寒そうに感じられる。だが、研究チームによると、被験者はその温度に徐々に慣れてきたようで、次第に15℃を快適に感じ、震えの回数も減ったとのこと。研究チームは「15℃は多くの人には寒すぎるかもしれないが、室温を華氏60 °Fの中盤(18℃前後)にしても、褐色脂肪組織は活性化される」と話す。

また、今回の研究で震えているときは休息しているときに比べ、5倍もエネルギーを消費していることがわかった。研究チームは「寒い気温の中に定期的に身を置くことの長期的な影響は明らかになっていないが、この研究の結果は、体を寒い空気にさらす"トレーニング"がカロリーを燃焼させることに役立つことを示唆している」とした。

「冬場はダイエットに向いていないから……」と、ついつい運動を怠けていた方は、部屋の室温を15~18℃に設定する"室温ダイエット"にチャレンジしてみてはいかがだろうか。ただし、風邪を引いてしまっては元も子もないので、実行する際はくれぐれもほどほどに。