ここまで紹介してきた通り、「ANA インターコンチネンタル安比高原リゾート」はホテルの中だけでもやりたいことが多すぎて時間が足りないほどなのだが、最大の魅力はやはりロケーション。大自然に触れてきた。
参加したのは「新緑の安比のブナ2次林と中のまきばツアー」。隣接する「ANA クラウンプラザリゾート安比高原」内にある「イーハトーヴォ安比高原自然学校」から出発した。ガイドしてくれたのはイーハトーヴォ安比高原自然学校のベテランアドバイザー・斎藤文明さん。
山にかかっていた霞がほんの数分で流れて、快晴に。刻々と変わっていく山の風景に心が洗われる。
ブナ林の中は、外から入るとはっきりわかるほどひんやりとして気持ちがいい。木の陰になっているというのもあるが、木々が大地から水を吸い上げ大気を放たれているからだそうだ。光合成や蒸散といった子どもの頃に理科で習ったことを体感することができた。
安比高原の魅力は四季がはっきりしていることで、「春」は新緑、山々の芽吹き、桜、春紅葉、「夏」は緑一色、鳥などの生き物の気配、「秋」は紅葉、木の実、「冬」は雪一面、うさぎの足跡など四季折々の自然の姿を見ることができるそう。
ほかにも豆腐づくり体験やそば打ち体験、雪の回廊やドラゴンアイを見に行くツアーなど、季節ごとにさまざまなアクティビティが用意されている。