秋風が冷たくなり、街ゆく人の装いが厚手になってくると同時に、無性に恋しくなるものがある。「鍋」だ。
ここ数年、空前の大ブームを巻き起こしている中華グルメ「麻辣湯(マーラータン)」。専門店には連日長蛇の列ができているが、もっと気軽に、日常の動線上で楽しめないものか……。
そんな麻辣湯ラバー、および身体の芯から温まりたいすべての人に推薦したいメニューが、すき家の期間限定商品「牛・胡麻麻辣湯鍋定食」だ。食べてみたところ……案の定、絶品! その詳細をレポートさせていただこう。
すき家の本格派「牛・胡麻麻辣湯鍋定食」を実食!
すき家の冬の風物詩といえば、定番の「牛すき鍋定食」だ。が、辛党から熱烈な支持を集めているのが、同時発売されたこの「牛・胡麻麻辣湯鍋定食」である。
さっそく注文し、待つこと数分……
おおっ、きたきた! 熱々の小鍋が運ばれてきたッ!
去年も食べたけど、改めて見るとなんかこう……豪華だな。すき家自慢の牛肉がたっぷり入っているし、白菜や人参、ネギといった野菜もぎっちり敷き詰められているらしいことが見て取れる。隙間からチラリと顔を覗かせるのは、平べったいあの「板春雨」だろう。
鍋はこうしている間にも固形燃料で加熱され続け……
さらにグツグツと煮立ってくる! 湯気とともに立ち込めるスパイシーで奥深い香り、鼻腔をくすぐる花椒の清涼感……たまらんッ!
さて、まずは気になるスープをひとくち……ズズッ……
ふおおぉぉぅっ……!! うわぁぁぁ、ウマァァァ……。これ、ガチでウマいぞ……?
ベースとなっているのは、唐辛子のピリッとした刺激と、花椒の爽快なしびれ。さらに練り胡麻とすり胡麻、ピーナッツペーストがふんだんに溶け込んでいるようで、舌触りは驚くほどクリーミーで濃厚! 重厚なコクとナッツ類のまろやかな甘みが辛味の角を包み込み、奥深い旨みへと昇華させている。シメにこのスープでおじやとかできたら最高だなぁ……。
続いて、肉や野菜を豪快に……パクッ……
うっっっわ~、ウマッッッ!! ハンパじゃねぇ……!! 旨みがヤベェことになってるよォォォ!!
すき家ならではの柔らかく煮込まれた牛肉に、胡麻麻辣スープがこれでもかと絡みつく。噛みしめるたびに溢れ出す牛の脂の甘みと麻辣の刺激が混ざり合い、強烈な多幸感が押し寄せる!
そして野菜もかなりウマい! どうやら今年は野菜の調理方法を根本から見直し、本来の甘みや旨み、そしてシャキシャキとした食感を一層引き出す仕上がりにしたようだ。
結果、明らかに食感が生きている! スープで煮込まれながらも、クタクタにならず絶妙な歯ごたえが残っているのよ。噛むほどにじゅわっと溢れ出す野菜自身の瑞々しい甘み……。これが濃厚でスパイシーな麻辣スープと見事なコントラストを描き、お互いを引き立て合っている。
ちなみにこの鍋、厚生労働省が定める1日の野菜摂取目標量(350g以上)のおよそ半量がこれ一杯で摂取できるという優れもの。外食が続くとどうしても不足しがちな野菜を、これほど美味しく、しかも大量にチャージできるのは本当にありがたい。感謝……!
これをごはんにワンバウンドさせて口へ放り込むと……
完ッ璧……! 白米が吸い込まれるように消えていく! 肉や野菜、そしてスープの凝縮された旨みを吸い込んだ白米、たまらん! 罪深いほどの相性の良さに震えそうだ。
で、麻辣湯に欠かせないのが「板春雨」ね。実際に食べてみると……
期待を裏切らないモッチモチの弾力! つるりとした喉越しでありながら、スープの旨みをしっかり吸い込んでいて、噛むたびに口の中で旨みが炸裂する。このモチモチとした噛みごたえは、炭水化物好きの心を確実に満たしてくれる!
さて、ここで味変を。別添えで用意されている「麻辣オイル」の出番だ。
お好みの量を回しかけて、食べてみると……
おおっ! 結構しっかり辛い! 花椒の華やかなしびれと唐辛子のシャープな辛さが一段ギアを上げ、スープの輪郭がクッキリと際立った印象だ。いいねいいね、より一層本格的になってきたじゃないの!……あっ、辛っ! 結構辛いぞ、これ! ひぃ〜。
ちなみに、結構食べた気がするのに、肉も野菜もまだまだ残っているんですけど……! もしかしたら、このボリューム感こそがこのメニューの最大の魅力なのかもしれない。990円とは思えぬ充実度。あざます!
今年もやってきた鍋の季節。ブーム真っ只中の麻辣湯を、身近なすき家でお腹いっぱい堪能してみてほしい。一度食べたら、きっと何度もリピートしたくなるはずだ!











