日本ペイント・インダストリアルコーティングスは、11月1日から運行開始する近畿日本鉄道の新たなレストラン列車「Les Saveurs(レ・サヴール)志摩」の車両外装に同社の塗料が採用されたと発表した。車体全面に青色のメタリック塗装を施し、深みのある青色、光を感じる白色で伊勢志摩の海と白砂、太陽が醸し出す開放感を表現した。
車体の青色には、見る角度や光の当たり方によって色調が変化する「偏光マイカ」と呼ばれる粒子を配合した塗料を採用。特定の波長の光だけを反射するように制御し、アルミやベースとなる色相との相乗効果により、光が当たると水面が輝くように見える効果を演出している。見る時間帯によって「さまざまな表情」を楽しめるという。
白色の塗装部分は、晴れた日に強い光が当たると、青色のメタリックカラーとのコントラストで白く見えるように設計。白砂と波が砕けるときに白く見える海のイメージをほんのり黄色がかった柔らかい白色の塗料で表現した。
塗装作業者の技術や施工環境に左右されることなく目標の色に塗装できるよう、塗装作業性にも配慮。均一な色彩や光の反射を安定して得られるよう、メタリックカラーを構成する「光輝材」の選定と配合も工夫したとのこと。



