秩父鉄道は、6000系(元西武鉄道新101系)6003号の塗装を変更し、旧500形で採用していた黄色・茶色帯のカラーリングを再現すると発表した。11月上旬から当面運行予定。塗装変更を記念した記念乗車券の販売、6003号の運転体験イベントも予定している。

  • 6003号の塗装変更イメージ

    6003号の塗装変更イメージ

同社の6000系は、3000系の置換え用として西武鉄道から新101系を購入し、改造した3両編成の車両。急行「秩父路」を表示できる愛称表示器の新設、ロングシートからクロスシートへの変更、ワンマン運転対応化、バリアフリー化といった改造を行い、2006年3月に営業運転を開始した。現在も3編成が活躍している。

塗装変更する6003号は、2014年10月に秩父地域開通100周年を記念し、旧300形のリバイバルカラー(ベージュ・あずき色帯)に変更されていた。今回、12年ぶりの塗装変更となる。新たに再現する旧500形は1962~1967年に製造され、2両編成9編成で運用されていた。当初はベージュ・あずき色帯だったが、1986年に黄色・茶色帯の塗装に変更された経緯がある。

  • 6003号の塗装変更イメージ

    6003号の塗装変更イメージ

  • 旧500形(ベージュ・あずき色帯)

    旧500形(ベージュ・あずき色帯)

  • 旧500形(黄色・茶色帯)

    旧500形(黄色・茶色帯)

6003号の塗装変更に合わせ、「6003号塗装変更記念乗車券」を11月21日に発売(期間は2027年2月28日まで)。羽生駅から三峰口駅までの大人片道乗車券(C型硬券乗車券)と急行券のセットで特製台紙付き。価格は1,500円。羽生駅、熊谷駅、寄居駅、長瀞駅、秩父駅、御花畑駅の各駅窓口、イベント会場、通販サイト「ちちてつ e-shop」で販売する。

12月11・18日には、6003号の運転体験を熊谷駅構内の側線で実施。両日とも10時30分から12時25分まで4部制(運転体験は各部25分間)で行われ、18歳以上を対象に各日4人(各部1人)を募集する。参加料金は1人3万3,000円。運転体験の他に車両撮影もできる。参加者に特典として運転体験修了証と秩父鉄道グッズを用意する。11月11日10時から秩父鉄道のウェブサイトにて、先着順に申込みを受け付ける。