ホンダの人気コンパクトSUV「ヴェゼル」。ヴェゼルの買取相場は、国産SUVの中でも比較的高値で安定しています。本記事では、ヴェゼルのグレード別の残価率や人気の理由を紹介し、購入を検討している方へのアドバイスを解説します。
ヴェゼルのグレード別残価率は?
ヴェゼルの残価率がどの程度なのか、データをいくつか紹介しましょう。
MOTA車買取
MOTA車買取の査定実績データによると、ヴェゼルのグレード別のリセール率(平均査定額÷新車価格)上位は以下のとおりです。
1.5 G 4WD(ガソリン):104.6%
1.5 e:HEV Z PLaYパッケージ:103.5%
1.5 G(ガソリン):103.2%
1.5 e:HEV RS:98.3%
1.5 e:HEV PLaY:97.7%
※対象:2023~2025年式、走行3万km以内・修復歴なし、2026年4月時点
ガソリン車のほうが残価率は高い傾向で、「G 4WD」と「G」は新車価格を上回っています。ガソリンの2WD(G)は2024年4月のマイナーチェンジで新車販売が終了しており、中古車市場で需要が供給を上回りやすいことも背景にあるようです。
ネクステージ
ネクステージによると、ヴェゼルのグレード×年式別の残価率は、次のようになっています。
1.5 G(ガソリン・2025年式):118%
e:HEV Z PLaY(2025年式):106%
1.5 G(ガソリン・2022年式):134%
1.5 G(ガソリン・2021年式):130%
※2026年1月時点
こちらでもガソリン車の残価率は高く、2021年式でも高い数値となっています。
ヴェゼルのリセールバリューが高い理由
ヴェゼルが高い残価率を記録する理由・背景を解説します。
強力な海外輸出需要
パキスタン、バングラデシュ、UAE、スリランカなどへの中古車輸出が非常に盛んです。コンパクトなサイズ、e:HEVの優れた燃費性能、故障の少なさ、安全運転支援システム「Honda SENSING」などが海外で高く評価されています。
年式規制による価格維持
主要な輸出先の多くには、輸入できる中古車の年式に制限があります。たとえばバングラデシュは「5年以内」、スリランカは「3年以内」が目安で、パキスタンも個人輸入では年式の上限が設けられています。このため、新車から数年落ち(特に3年前後)までの個体は、国内と海外のバイヤーが競り合うことになります。
その結果、輸出対象となる年式のうちは高い残価率を維持しやすくなります。逆に、規制の年数を過ぎると輸出対象から外れやすいため、相場が下落することもあります。
国内での高い人気と指名買い
手頃なコンパクトSUVでありながら、室内空間が広く実用性が高いモデルです。特にハイブリッドモデルは国内の中古車市場でも指名買いが多く、値崩れしにくい特徴があります。
ヴェゼルのリセールバリューを高めるためには?
将来の売却までを見越して、ヴェゼルの価値を高めるためにできることを解説します。
人気色を選ぶ
ヴェゼルに限ったことではありませんが、車の残価率に影響する要素の1つがボディカラーです。残価率を最優先するなら、個性的な色よりも定番色・人気色を選ぶことが重要で、ヴェゼルの場合は以下がおすすめです。
プラチナホワイト・パール
プレミアムサンライトホワイト・パール
クリスタルブラック・パール
評価されるオプションを選ぶ
査定でプラス評価されやすいオプションを装着するのも、残価率を高めるためのポイントです。
パノラマルーフ
マルチビューカメラシステム
プレミアムオーディオ
パノラマルーフは大面積のガラスルーフです。運転席から後部座席の頭上までガラス面が広がり、車内全体が明るくなります。
走行距離を抑える
走行距離が多いと消耗していると判断されやすく、査定で不利になることがあります。一般的には、走行距離が5万kmを超えると査定額が下がりやすいとされます。
使用環境も査定を左右するため、汚れやにおい、外装の傷などがないようにしましょう。






