マイナビ主催の「インターンシップ&キャリア発見EXPO」が10月10日、東京ビッグサイトで開催され、北海道札幌市に本社を置くITソリューション企業、HBAもブースを出展した。
1964年の設立以来、企業や自治体のシステムを支えてきたHBA。社員数は843人(2026年4月1日現在)、2025年度の売上高は278億円。説明会では幅広い事業内容に加え、充実した福利厚生や研修制度などの“働く環境”についても詳しく紹介された。
研修制度も福利厚生も充実する「HBA」の魅力
「私たちはBtoBの企業で、皆さんが普段使うアプリケーションやゲームを作っているわけではなく、企業や自治体のシステムを作って提供しています」。そう説明するのは採用担当の中原さんだ。
HBAは特定のメーカーや業界に属さない独立系のITソリューション企業で、北海道から沖縄まで全国の顧客を支えている。
事業は大きく分けて4つ。企業や自治体の課題を解決するシステムインテグレーション、半導体製造装置やロボットなどに組み込むソフトウェア開発、サーバーなどを管理するクラウドサービス、システムの運用監視や印刷・発送を担うアウトソーシングサービスだ。
例えば、企業の受注・販売・在庫管理を支える基幹システムや、自治体の住民情報、税金の計算・管理に関わるシステムなど、日常生活に欠かせない仕組みを裏側から支えている。
さらに、法人向けの生成AIチャットツールも開発。機密情報を扱う企業が安心して生成AIを活用できるよう、情報管理に配慮したサービスを提供している。電力会社の発電所内で稼働する自動巡視点検ロボットにも、HBAの技術が採用されているという。
「IT=プログラミング」といったイメージが先行しがちだが、実際には顧客の悩みを聞き、解決策を考え、システムを開発・運用するまで幅広く関わる。さまざまな業界の仕事をITの力で支えられるのが、HBAの特徴だ。
「『私たちHBAは、ITとHumanityの融合により、お客様と社会の幸せに貢献します。』これが我々の経営理念です」と中原さんは言う。説明会では、同社が大切にしている「幸せ」には、顧客や社会だけでなく、社員やその家族も含まれると紹介。『「IT」で「幸せ」に挑む。』というキーワードのもと、顧客の課題解決に取り組む一方、社員が働きやすい環境づくりにも力を入れているという。
就職先を選ぶうえで、業務内容と同じくらい気になるのが“働きやすさ”だろう。HBAでは、休暇や手当などの制度も充実している。年間休日は125日(暦による)。勤務時間は原則9時から17時30分までで、休憩1時間を除く実働時間は7時間30分となっている。有給休暇は入社日に12日間付与され、時間単位での取得にも対応しているという。
「4月1日に入社した時点で、有給休暇が付与されます。研修中に体調を崩して休む場合も、有給休暇として取得できます」(中原さん)
本人や家族の誕生日、結婚記念日など自由に使えるアニバーサリー休暇も用意。旅行費用の補助については本人だけでなく、家族の分も対象となる。また、東京・大阪・山梨の勤務者には、北海道との物価や家賃の違いを考慮した調整手当が支給される。
さらに、勤務地域に応じた手当も用意している。北海道内の勤務者には燃料手当、北海道外の勤務者には冷房手当を支給し、地域の暮らしに合わせてサポートしている。育児や介護に関する制度も整っており、法定を上回る育児休業と育児時短勤務などを用意している。こうした制度も、長く安心して働ける環境づくりにつながっているようだ。
IT業界に興味はあっても、「情報系の学部じゃないし、プログラミングも未経験……」と不安に感じる人もいるだろう。しかしHBAでは、情報系以外の学部出身者も多く活躍している。
入社後は2カ月間の新人研修があり、社会人としての基礎やビジネスマナーに加え、プログラミングなどの技術を学ぶ。研修では、個人で課題をこなすだけでなく、チームで知識や気づきを共有するスタイルを採用している。
「今年度の新人研修では擬似ECサイトを作りました。結構本格的なもので、もちろんデータベースを扱ってログインもできますし、OpenAIのAPIを使ってチャットボットを作る部分まで、さまざまな技術を集めてみんなでECサイトを作りました」(中原さん)
配属後も、部署に応じた追加研修や年次・役職に合わせた研修を実施。資格取得時には受験料を会社が負担し、難易度に応じて奨励金も支給する。
幅広いIT事業に挑戦できるだけでなく、未経験から成長できる研修制度や、長く働くための福利厚生も整備しているHBA。ITの仕事に興味がある人はもちろん、働きやすさを重視して就活している人にとっても、注目したい企業のひとつとなりそうだ。




