自分が生まれたとき、母親がどれほど大変な思いをしていたのか――。母から送られた母子手帳の写真を見た女性は、そこに記されていた数字に驚いた。出産にかかった時間は、なんと47時間。9日配信のTBS Podcast『木村昴のケバブ箸で食う』(毎週金曜20時頃更新)では、そんなリスナーが明かした「人生でやり直したいこと」が紹介され、木村昴も驚きの声を上げた。

  • 木村昴

    木村昴

母子手帳に書かれていた「47時間」

番組の「ぶっちゃけやり直したいこと」というテーマに、ある女性リスナーが寄せたのは、自分が生まれた瞬間をやり直したいという、少し変わった願いだった。

以前、自分が生まれた時刻を知りたくなり、母親に連絡したという女性。すると、母親から母子手帳の写真が送られてきた。

そこで目にしたのが、分娩所要時間の欄に記された数字だった。

「まさかの47時間」

思いもよらない長さに、木村も驚きの反応を示した。番組内では、ほぼ丸2日に相当する時間だと話題になった。

母親に聞いて初めてわかった、出産時の苦労

女性が母親に詳しく尋ねたところ、実際にはもっと長く、母親の話では「1週間ぐらいかかった」というほど大変なお産だったという。

投稿によると、最後には看護師がお腹を押し、ようやく女性が誕生したとのこと。さらに、予定日を1週間過ぎていたため、女性は自身を「かなりのバカデカ新生児」と表現した。

母親にとって、その出産は忘れられない経験だったようだ。女性は、母親から「あまりにも大変で、2人目は絶対に無理と思った」と聞いたことも明かした。

生まれた時刻を知ろうとしただけだったのに、思いがけず母親の苦労を知ることになった女性。もし人生をやり直せるなら、選びたいのは自分の誕生の瞬間だという。

「もしやり直せるなら、次は母のお腹からするっと出てきてあげたいです」

そして最後には、「母、47時間も粘ってごめんぴ」と、母親への申し訳なさをユーモラスな言葉に込めた。

木村昴「娘さんはお茶目に育ちました」

母親の壮絶な体験と、娘の軽妙な謝罪。そのギャップに、スタジオからは思わず笑いが起こった。

木村は「お母様は大変やったと思うけど」と母親の苦労を思いやりながら、「お母さん、安心してください。娘さんはお茶目に育ちました」とコメント。深刻になりすぎず、投稿者の明るい人柄にも目を向けた。また、母親の大変さを知った今だからこそ、感謝を伝えてほしいという思いも口にした。

自分では覚えていない、生まれた日の出来事。それでも母子手帳に残された47時間という数字は、女性に母親の思いを改めて考えさせるきっかけになったようだ。

【編集部MEMO】
『木村昴のケバブ箸で食う』は、毎週金曜20時頃に更新しているポッドキャスト番組。公式サイトによると、「ケバブを箸で食う」という“異文化混合の精神”で、木村が常識や形にとらわれない自由で楽しい番組を届ける。略称は「バブ箸」。