JR北海道は22日、年末年始期間に北海道新幹線の青函トンネル内で260km/h走行を実施すると発表した。2026年12月30日から2027年1月4日まで6日間にわたり、貨物列車と新幹線の走行時間帯を分ける「時間帯区分方式」により、通常は160km/hで走行している青函トンネル内の最高速度を260km/hに引き上げる。

  • 北海道新幹線は2026年度の年末年始期間も青函トンネル内で260km/hの高速走行を実施

    北海道新幹線は2026年度の年末年始期間も青函トンネル内で260km/hの高速走行を実施

高速走行を行う区間は青函トンネル内の上下線約54km。12月30日は始発から12時頃まで、12月31日以降は始発から15時30分頃まで実施するとしている。高速走行によって所要時間を通常より6分短縮し、東京~新函館北斗間を最速3時間51分で結ぶ。

12月30日は始発から12時頃までに運行する定期列車の下り5本・上り4本と臨時列車の下り「はやぶさ53号」を対象に実施。12月31日以降は始発から15時30分頃までに運行する定期列車の下り7本・上り7本を対象とし、1月2~4日に臨時列車の上り「はやぶさ60号」も高速走行を行う。高速走行にともない、木古内駅に停車する下り「はやて93号」「はやぶさ1号」「はやぶさ17号」は同駅の発車時刻を繰り上げる。下り「はやて91号」は新青森駅の発車時刻を6分繰り下げ、木古内駅の発着時刻を変更しないことで乗り遅れなどの影響を軽減する。

新函館北斗駅から函館駅までを結ぶ「はこだてライナー」も、一部列車で時刻を変更する。12月30日は新函館北斗発函館行1本を3分繰り上げ、函館発新函館北斗行3本を6~10分繰り下げる。12月31日から1月4日まで、新函館北斗発函館行3本を3~10分繰り上げ、函館発新函館北斗行5本を4~10分繰り下げる。「はこだてライナー」の変更により、他にも一部列車で時刻を変更する場合があるとしている。

  • 年末年始期間に青函共用走行区間を走る貨物列車は、北海道新幹線と時間帯を区分して走行

    年末年始期間に青函共用走行区間を走る貨物列車は、北海道新幹線と時間帯を区分して走行

なお、JR貨物も年末年始期間における青函共用走行区間の貨物列車について発表。新幹線による高速走行の時間帯を避けて貨物列車を運転することとし、必要な輸送力の確保に向けて関係各所と調整を進めるとした。詳細な運転計画は11月中に利用者へ案内予定とのこと。