「審査員ってやっぱり嫌ですね!(笑)」「『M-1グランプリ』以来、審査員には懲りていた」――きょう17日に放送されるフジテレビ系バラエティ特番『青春アカペラ甲子園!ハモネプハイスクール2026』(21:00~)に審査員として出演する上沼恵美子が、高校生たちの圧巻の歌声に感激。「全身が震えるほどの感動はここ30年くらいなかった」と興奮を語った。

  • 上沼恵美子

    上沼恵美子

上沼恵美子「全身が震えるほどの感動はここ30年くらいなかった」

全国から選び抜かれた高校生たちが、楽器を使わず“声だけ”で日本一を競う同番組。ネプチューンがMC、チョコレートプラネットと井上清華アナウンサーが進行を務め、上沼のほか、こっちのけんと、粗品、土屋礼央(RAG FAIR)、宮本美季、山田裕貴が審査員として参加する。

収録を終えた上沼は「すごかったです! ビックリしました。まだ胸の動悸が収まらないくらい。正直、ここまでレベルが高いとは思っていませんでした」と興奮冷めやらぬ様子。

「ひとつのことに打ち込んで極めた子たちの一生懸命な姿にすごく勉強になりました。私も見習います(笑)」と語り、「彼らのエネルギーと上手さでぶつかってこられて、全身が震えるほどの感動はここ30年くらいなかったですね。日本の未来は明るいなと感じました」と絶賛した。

一方、審査については「全部ですよ! 審査は難しかったですけど、自分の感性を信じて点数をつけさせていただきました」と振り返る。

さらに「ただ…審査員ってやっぱり嫌ですね!(笑)」と本音を吐露。「『M-1グランプリ』以来、審査員には懲りていたので最初はちょっと嫌だったんですけど、今日は本当に良いものを聴かせていただいて感謝しています。心が清められました」と語った。

M!LK「好きすぎて滅!」、米津玄師「KICK BACK」など名曲で激突

大会には、歴代王者の岡山学芸館高校(岡山県)をはじめ、全国から選ばれた10校が集結。昭和の名曲から最新のヒットソングまで、それぞれが独自のアレンジで歌い上げる。

2連覇を狙う岡山学芸館高校が挑むのは、M!LKの「好きすぎて滅!」。前回準優勝の開星高校(島根県)は、雪辱を果たすべくAdoの「私は最強」を披露する。

岐阜高校(岐阜県)はゴダイゴの「銀河鉄道 999」、東海屈指のベースとボイスパーカッションを擁する多治見西高校(岐阜県)は米津玄師の「KICK BACK」に挑戦。東京都からは都立小石川中等教育学校がMrs.GREEN APPLEの「ケセラセラ」、クラーク記念国際高校がnobodyknows+の「ココロオドル」、東京音大付属高校他が嵐の「カイト」を歌う。

さらに、千種高校(愛知県)はアンジェラ・アキの「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」、東葛飾高校(千葉県)は玉置浩二の「田園」、高田商業高校(奈良県)は緑黄色社会の「Mela!」で勝負をかける。

粗品は千種高校、山田裕貴は開星高校に注目

プロ顔負けのパフォーマンスが続く大会に、審査員たちも驚きを隠せなかった。

粗品は「学生さんたちも本気でぶつかってきているので、僕たち審査員側も本気で応えたいという強い思いを持って臨みました」と振り返り、特に印象に残った学校として千種高校を挙げ、「すごくよかったですし、心に刺さるものがありました」と評価した。

こっちのけんとは、多治見西高校に注目。ボーカルのひさくんが実力派の先輩たちに支えられながら成長してきた姿に感情移入し、「技術だけではない戦いのドラマがとても強く印象に残っています」と語った。

一方、山田は開星高校を挙げ、ボーカルのありあさんについて「高校1年生の時から出場されていて、ずっと成長を見守ってきた」とコメント。過去のパフォーマンス動画を何度も見返すほどのファンだといい、「今回もまた見られて胸が熱くなりました」と明かした。

今大会を「もはや“歌の祭典”だと思っています」と表現した山田は「いつもより少しだけ音量を大きめにして、迫力のあるハーモニーを体感していただきたいです!」と呼びかけた。

上沼も「感動はすべてここにあります!」と太鼓判を押し、「あかん、思い出したらまた鳥肌が立ってきた(笑)」と、最後まで高校生たちの熱量に圧倒されていた。

【編集部MEMO】
上沼恵美子は、1955年4月13日生まれ、兵庫県出身。1971年に姉妹漫才コンビ「海原千里・万里」の海原千里としてデビュー。歌手としても活動し、「大阪ラプソディー」がヒット。結婚を機にコンビを解散した後、上沼恵美子として芸能活動を再開した。テレビ・ラジオの司会者として活躍し、1994年と1995年には『NHK紅白歌合戦』の紅組司会を担当。『M-1グランプリ』では長年にわたり審査員を務めた。