JR東海とJR西日本は16日、東海道・山陽新幹線「のぞみ」「みずほ」の指定席特急料金およびグリーン料金の見直し等について発表した。指定席特急料金は2027年7月1日購入分、グリーン料金は2027年12月15日乗車分からそれぞれ改定するとしている。
「のぞみ」は東海道・山陽新幹線(東京~博多間)、「みずほ」は山陽・九州新幹線(新大阪~鹿児島中央間)の速達タイプとして活躍中。両列車の指定席特急料金(普通車指定席およびグリーン車の利用時に適用する特急料金)について、所要時間を短縮し、運転本数を増やすなどサービス向上に努めてきたものの、昨今のインフレにともない安全性とサービスを維持・向上させるためのコストが上昇。「今後も時代に合ったサービスを提供し続けるため」として指定席特急料金を改定し、さらなる安全性向上とサービス改善に活用するという。
2027年7月の改定後、東京駅からおもな区間の発売額(通常期、普通車指定席を大人1名が片道で利用する場合の運賃・料金合算額)は、名古屋駅まで1万1,880円(現行1万1,300円)、新大阪駅まで1万5,420円(現行1万4,720円)、岡山駅まで1万8,530円(現行1万7,770円)、広島駅まで2万620円(現行1万9,760円)に。新大阪駅からの発売額は広島駅まで1万1,210円(現行1万950円)、博多駅まで1万6,300円(現行1万6,020円)となり、各区間とも値上げされる。なお、「のぞみ」「みずほ」の普通車自由席を利用する場合の特急料金は改定しない。
東海道・山陽新幹線のグリーン料金(グリーン車の利用時に適用する特別車両料金)に関して、これまで消費税率の改定に伴うものを除き据置きとしていたが、今後、車内での過ごし方や嗜好に合わせた座席の整備を行い、乗り心地を高めるなど、グリーン車のさらなるサービス向上を図ることから、グリーン料金の改定に踏み切った。
グリーン料金は営業キロに応じた改定とし、100kmまで2,100円(現行1,300円)、200kmまで4,500円(現行2,800円)、400kmまで6,700円(現行4,190円)、600kmまで8,400円(現行5,400円)、800kmまで1万400円(現行6,600円)、801km以上を1万2,300円(現行7,790円)に値上げする。
2027年12月の改定後、東京駅からおもな区間の発売額(通常期、グリーン車を大人1名が片道で利用する場合の運賃・料金合算額。指定席特急料金の改定も反映)は、名古屋駅まで1万8,050円(現行1万4,960円)、新大阪駅まで2万3,290円(現行1万9,590円)、岡山駅まで2万8,400円(現行2万3,840円)、広島駅まで3万2,390円(現行2万7,020円)に。新大阪駅からの発売額は広島駅まで1万7,380円(現行1万4,610円)、博多駅まで2万6,170円(現行2万2,090円)となる。
「のぞみ」における指定席特急料金・グリーン料金の改定に合わせ、「Supreme Class Cabin」(7・10号車)の発売額も改定するとのこと(改定時期はそれぞれの料金改定と同じ)。2027年度中の導入を予定している「Supreme Class Seat」の発売額は「Supreme Class Cabin」の10号車と同額に。サービス開始は2027年12月15日以降を予定しているとのこと。


