幼い頃から25年間、片想いをし続けてきた男の最も無垢で最も危険な行動を描く、ラブサスペンスドラマ『告白-25年目の秘密-』(日本テレビ系、毎週土曜21:00~)の最終話が、19日に放送された。
SNSでは、松村北斗と岡崎紗絵のキャスティング、芝居への絶賛のほか、「ラストの雪村爽太(松村)の告白が泣けた」といった物語への賛辞。そして至るところで「告白ロス」という声が上がっている。
野瀬化粧品・第二ブランド事業部の雪村爽太は、25年間、片想いを寄せる野瀬麻里子(岡崎)の実母・恭子を殺害した真犯人を突き止める。恭子を自殺に見せかけて殺害したのは、当時18歳だった捜査一課刑事・佐倉泰輔(玉山鉄二)だった。
真相に気付いた爽太は、麻里子を危険から守ろうと、麻里子を呼び出した佐倉のもとへ向かう。佐倉の目の前にあったキャンバスに描かれていたのは、麻里子の実母だった。実は佐倉は麻里子の実母を愛してしまい、その想いがかなわぬことで愛が憎しみに変わってしまった。そして、麻里子を誘拐しようとした犯人だと疑われたことで、頭に血が上って、殺害してしまった──麻里子への執着の背景を告白する佐倉の顔面は引きつっていた。
呼び出された場所に行かず、爽太の家にいてほしいと懇願された麻里子は、爽太の机の上に開かれていた、25年分の麻里子への想いをつづった日記の一部を見る。そしてそのページから、麻里子も実母を殺害したのは、佐倉だったと思い至る。そして、ボディガードとして麻里子と共にいた爽太の友人・友也(塩野瑛久)に懇願する。「雪村さんを助けなきゃ…!」
麻里子は友也とともに、爽太と佐倉がいる場所へ。そこでキャンバスの絵を見た麻里子は自身の疑いが確信に変わる。そして言う。「私は麻里子。母ではない」。しかし佐倉の精神はすでに大きく軸がぶれており、麻里子が自分の愛した麻里子の実母に見えるほどに病んでしまっていた。
結局、佐倉は自首。爽太も、麻里子を25年見守り続けた思いを記した日記の存在を知られたことから、麻里子と離れることを決意する。そして最後にこうつづった。「僕の25年の恋は…終わった…」と。
それから1年後。爽太はある港町で暮らし、そこでの生活になじんでいた。だが、防波堤の上で昼寝をしていた時、運命のいたずらなのか、その場に麻里子が現れる。実はその町は麻里子にとってもなじみがあった町だった。
また、ストーキングしていると思われることや、怖がらせることを恐れた爽太は、その場をすぐに去ろうとする。しかし、振り返ると、これまでの自分の想いを伝える。それはこれまでの自身の行動への反省、そして二度と関わらないことを宣言するような内容。これに麻里子は「あなたは、私の運命の人じゃない」と返す。笑顔でうなずく爽太。だが、その言葉には続きがあった。それは「まだ…」という言葉だった。
この展開にX(Twitter)では、「純愛か、狂気かというキャッチフレーズだったけど、純愛じゃん」「これはこの2人にしか作れなかったシーンだったと思う」「純粋すぎた爽太を演じる松村くんとツンデレ麻里子の岡崎紗絵さん。この2人のあのお芝居があってこそ、生きた物語」「感動した」「泣いた」「すごく寂しい。これって告白ロス?」など多くのコメントが寄せられていた。
同時に「単に、ストーカーの成功体験じゃなく、きちんと爽太も反省し、罪を償おうとし、再生する。すごくいいラストだった」「25年目の告白という意味が、ダブルミーニングどころか、主要人物の皆に当てはまる伏線回収なのが良かった」「最初は爽太の行動がキモくて怖かったが、玉山鉄二が顔面を引きつらせながら演じたサイコパスぶりがそれを上回っていた。玉山さんはやはりすごい俳優」などの考察、感想コメントも多数。
しかし、2人の4年後の姿がHuluで配信されるということに、「見れないじゃん」「その続きは劇場で、みたいなことやめてほしい」と、作品を愛していたゆえに、憎しみに変わった、佐倉の如き、愛を感じる不満もところどころで見られた。
この放送は、TVerで配信されている。
【編集部MEMO】
松村北斗は、1995年6月18日生まれ、静岡県出身。SixTONESのメンバーとして2020年にCDデビュー。俳優としてドラマ『レッドアイズ 監視捜査班』『アンサンブル』、映画『夜明けのすべて』『1ST KISS ファーストキス』などに出演。2026年は映画『白鳥とコウモリ』『汝、星のごとく』などが公開される。
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