フジ・メディア・ホールディングスとフジテレビジョンは18日、両社の社外取締役を務める稲田雅彦氏が同日付で辞任したと発表した。

  • 稲田雅彦氏=2016年撮影

    稲田雅彦氏=2016年撮影

辞任理由について、本人から「一身上の都合」により取締役を辞任したいとの申し出があり、両社がこれを受理したという。

両社によると、今回の辞任は自己都合によるもので、取締役としての職務遂行に関わるものではない。また、経営方針などをめぐる他の取締役や執行側との意見の不一致、法令違反などを理由とするものでもないとの説明を稲田氏から受けているとしている。

稲田氏の辞任後も、法令および定款に定める取締役の員数は満たしている。

稲田氏は、東京大学大学院で人工知能(AI)を研究した後、博報堂でAI・ビッグデータ事業の立ち上げなどに従事。2013年にカブクを設立し、20年にはエミウムを設立して代表取締役に就任した。25年3月にフジテレビの社外取締役に就任し、同社の「AI利活用委員会」ではアドバイザーを務めていた。