「わぁ~! ただいま~!」――10月15日にスタートするフジテレビ系ドラマ『波うららかに、めおと日和』(毎週木曜22:00~)の続編で、芳根京子と本田響矢がクランクイン。約1年ぶりとなる“江端家”で、なつ美と瀧昌として再び夫婦の日常を歩み始めた。

西香はち氏の同名漫画を原作とする同作は、昭和12年を舞台に、主人公・江端なつ美(芳根)と帝国海軍に勤める夫・瀧昌(本田)という初心(うぶ)な夫婦の“恋”を描く物語。前作から時を進め、夫婦として関係を深めた2人の新たな日々が描かれる。

  • (左から)本田響矢、芳根京子

    (左から)本田響矢、芳根京子

“かもめの割烹着”を再び着用

撮影現場に最初に姿を見せたのは芳根。スタジオに入ると、「おはようございま~す!」とスタッフに元気よくあいさつし、約1年ぶりに江端家のセットへ足を踏み入れると「わぁ~! ただいま~!」と懐かしんだ。

最初に撮影したのは、物語序盤の一コマ。なつ美が台所に立ち、瀧昌のために料理をしながら夫の帰りを待つシーンだった。

おみそ汁や瀧昌の好物である「カレイの煮付け」を心を込めて作るなつ美。本作の見どころでもある“食事”と“愛おしい日常”を描く場面から、続編の撮影がスタートした。

芳根の衣装も続編仕様に。生成色の着物には秋の訪れを感じさせる萩の花模様があしらわれ、帯にも大きな萩が施されている。一方、料理シーンでは前作でもおなじみだった“かもめの割烹着”を再び着用した。

「ただいま戻りました」「お帰りなさい」夫婦の再会

続いて本田が現場に合流。スタッフから名前を呼ばれると「お願いします」と深く一礼し、夏服の白い軍服姿で撮影に臨んだ。

最初のシーンは、瀧昌が江端家へ帰宅し、なつ美と再会する場面。瀧昌が「ただいま戻りました」と声をかけると、なつ美は笑顔で「お帰りなさい」と返す。

約1年ぶりに江端家で“なつ美と瀧昌”として交わした、夫婦にとって当たり前のやり取り。最初のリハーサルでは、どこか照れくさそうな2人から思わず笑みがこぼれ、それを見守るスタッフの表情も和んだという。

演出の平野眞監督からも「懐かしいね!」と声が上がると、芳根と本田も笑顔に。前作から続く空気を取り戻しながら、『めおと日和』の新たな撮影が始まった。

芳根京子「“そうそう、これこれ!”と前作の感覚を」

初日の撮影を終えた芳根は「明るいシーンからの撮影スタートということもあって、“そうそう、これこれ!”と前作の感覚を思い出し、1年余りのブランクを感じないほど居心地の良いお家だなと思いながら過ごしました」とコメント。

前作では2人の関係を一から築いていったのに対し、「今回はすでに夫婦としての関係性が出来上がっている状態からスタートするので、楽しみがたくさんあります」と期待を寄せ、新たなキャストや家族のメンバーが撮影に加わることも楽しみにしているという。

新衣装についても、着付け中から「すっごく可愛い!」と声を上げるほど気に入ったそうで、「トータルで“なつ美らしさ”が詰まったステキなバランスに仕上げていただきました」と喜んだ。

そして、「私たちは今、まさに撮影が始まったばかりで“これからどんな未来が待っているんだろう”とワクワクしているところです」と現在の心境を明かし、「前作同様、一つひとつのシーンにたくさんの愛を込めて丁寧に作り上げていきます」と呼びかけた。

本田響矢「あぁ、この感じだった」

本田も、江端家のセットに入った瞬間は「“懐かしい!”という気持ちでいっぱいでした」と振り返る。

撮影を重ねるうちに体もすっかりなじんだそうで、中でも強く記憶を呼び起こしたのが食卓だった。「食卓に料理が並ぶシーンでは“カレイの煮付け”の香りが部屋中に広がり、“あぁ、この感じだった”と匂いからも前作の思い出があふれてきました」と明かした。

続編では、前作で名前を呼び合うことや手をつなぐことにもドキドキしていた2人が、関係を深めた先でどんな出来事や試練に向き合うのかが見どころに。本田は、小関裕太演じる深見と、生田絵梨花演じる芙美子の夫婦関係が大きく進展することにも言及している。

「皆さまからの愛をしっかりと受け取り、それ以上の愛を作品としてお届けできるよう精いっぱい頑張ります」と意気込み、「ぜひ二度、三度と繰り返しご覧いただけたらうれしいです!」とメッセージを送った。

結婚2年目、思い出の“手紙”から瀧昌が大慌て

第1話では、昭和12年の夏、結婚2年目を迎えたなつ美と瀧昌が、ちゃぶ台を挟んで穏やかな夕食を楽しむ。

何気ない会話から2人が思い出すのは、初めて手紙をやり取りした1年前のこと。結婚間もない頃、今以上に不器用だった2人は、普段は言えない思いを手紙につづっていた。

しかし、互いに相手のカモフラージュを見抜いていたことが判明。自分の本音が知られていたと悟った瀧昌は赤面し、思い出の手紙を持つなつ美を家中で追いかけることになる。

さらに、なつ美から飛び出した意外な一言に瀧昌は動揺。その後、銭湯の思い出を語ったり、夕涼みに出かけたりと、変わらない夫婦の時間を過ごしていく2人だったが……。

【編集部MEMO】
芳根京子は1997年2月28日生まれ、東京都出身。2013年にドラマ『ラスト・シンデレラ』で俳優デビューし、15年の『表参道高校合唱部!』で連続ドラマ初主演。16年度後期のNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』ではヒロインを務めた。
 
本田響矢は1999年6月20日生まれ、福井県出身。2016年に「男子高生ミスターコン2016」でグランプリを受賞。『ジャックフロスト』、NHK連続テレビ小説『虎に翼』、Netflix『恋愛バトルロワイヤル』などに出演している。

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