シマノは9月17日、ロードシューズ、ペダル、クリートをトータルで開発した新システム「SPD-SLR」を発表した。
同社では、ロードシューズ、ペダル、クリートを一つのシステムとして開発している。新システム「SPD-SLR」では、安定性、効率性、一体感を向上させながら不要な動きを減らすため再設計した。
新システムの中心となるのは、新しいクリートとペダルのインターフェース。ペダルとクリートの再設計によりスタックハイトを2.3mm低減し、足をペダル軸へ近づけてペダリング効率を高めた。エンゲージメント角度を10.5°に狭めて迅速なステップインを可能にし、専用クリートは従来のSPD-SLクリートと比較して最大22%軽量化。さらに視認性の高いアライメントマークを採用し、クリート位置の調整もしやすくなった。
新システムの対応ペダルは2種。「ULTEGRA PD-R8200」(2万6,131円~)は、レースから毎日のハードなトレーニング、長距離ライドまで幅広くこなしたいライダー向けのペダルで、軽量なカーボンボディとステンレススチールコンタクトプレートの組み合わせにより、優れた剛性と効率的なパワー伝達を実現する。
「DURA-ACE PD-R9300」(4万1,787円~)は、プロレーサーや高いパフォーマンスを求めるライダー向けに設計した。ペダル内部のアクスルやベアリングの加工を見直したことで、「ULTEGRA PD-R8200」に比べて回転抵抗を53%低減し、剛性を11%向上させている。
シューズは新ラスト「SHIMANO DYNALAST 2.0」を採用した。「S-PHYRE SH-RC910」(6万9,300円)は、ワールドクラスのレーシングパフォーマンスを実現するために開発。卓越した踵部の保持性能を実現するカーボンファイバーヒールカップや、クリート調整範囲を拡大した新しいSPD-SLRプラットフォームなどにより、最初のアタックから最後のスプリントまで、効率的なパワー伝達を維持できるとしている。
「SH-RC810」(5万2,800円)は、トレーニングとレースの双方において妥協のないパフォーマンスを求めるライダーに向けて開発した。SHIMANO DYNALAST 2.0、外部ヒールスタビライザー、そして剛性の高いホローチャンネルカーボンミッドソールを組み合わせることで、持続的な快適性と効率的なパワー伝達を実現する。
クリートは固定式やフロート量の異なるモデル、調整幅を広げたタイプなど4種(2,859円~)を用意した。ライダー自身のライドスタイルや好みに合わせて選択できる。
新システムは、既存のロードシューズと互換性はあるものの、SPD-SLR対応のシューズと専用のペダル・クリートを組み合わせることで性能を最大限引き出すことができる。なお、ペダルとクリートは、SPD-SLR専用設計のため、既存のSPD-SLクリート・ペダルとの互換性はない。






