フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)で、13日に放送された「人生 最期までお付き合い 後編 ~母と息子 残された時間~」。視聴データを独自に取得・分析するREVISIOの調査によって、放送中でテレビ画面に視線を向けていた人の割合「注目度」の高いシーンが明らかになった。
神奈川県大磯町の東光院で、住職・大澤さん(40)とともに地域の人々を支える古井さん(45)。一人暮らしの高齢者を見守り、ご遺体の搬送や処置、葬儀まで自ら行う。生前からよく知る人だからこそ、その人らしい別れの形を大切にしてきた。
そんな古井さんに避けられない別れが迫る。大阪で暮らす母・正代さん(71)に、がんが見つかり、余命1年と告げられたのだ。脳性まひがあり車いすで生活してきた正代さんは、3人の子どもを育て上げ、障害者運動にも尽力してきた。彼女は抗がん剤治療を受けず、残された時間を自分らしく生きる道を選んだ。
古井さんにとって、幼い頃から母の介助は日常の一部だった。だが15歳で家を離れ、20代で事業に失敗。約2年半、家族との連絡を絶ってしまう。どん底を経て戻ってきた息子に対し、母が涙ながらに掛けた言葉は「生きていて良かった」だった。
母の病状が進むにつれ、古井さんは週に一度、大阪へ通うようになる。正代さんは自ら写真を選び、葬儀で流すメッセージも撮影。人生の締めくくりまで、自分の意思で決めていく。そして息子に最期の言葉がかけられる。
最初に注目度が上昇したのは14時10分で65.4%に。がんを患い、余命1年と告げられた正代さんと息子・古井さんが、一緒に夕焼けの富士山を望む後ろ姿だ。
その後、同30分にも65.9%に上昇。正代さんが旅立ち、お別れ会「正代祭り」で、陶芸家である古井さんの弟・勝さん(44)が、正代さんの骨壺にする自作の器を紹介する場面で、SNSでは「涙止まらんくなるよ」という声も見られた。
そして同40分には、この日の最高値となる75.2%を記録。その勝さんが心不全で亡くなり、棺に入った勝さんの体を清めるため、大柄な遺体をみんなで運ぶ場面だ。SNSでは「弟さん…嘘でしょ…急すぎて…」「弟さん突然すぎるよ…」と、まさかの展開にショックを受ける視聴者が続出した。
また、父親と姉が大阪から駆けつけ、古井さんとともに棺の勝さんの顔を見つめる同43分は、74.8%に。「息子に先立たれたお父様の気持ち考えるといたたまれないよ。奥さん亡くなったばかりなのに」「立て続けに家族を亡くすのはつらい」といった感想が見られた。
エンディング直前の同52分には、69.4%をマーク。古井さんが勝さんについて、「我々はやっぱり(命の終わりを)選ぶもんじゃないんでね。懸命に生きたかってどうかというのがあるから、まあよく生ききったと思う」と語る場面だった。
この放送回は、TVer・FODで見逃し配信中。次回は「母と息子のやさしいごはん3~僕と母さんとハンバーグ~前編」が、20日に放送される。


