「誰かいるでしょ? 浮気してたんじゃないの?」――。テレビプロデューサーの佐久間宣行氏が、2日深夜に放送されたニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週水曜27:00~28:30)で、19歳のクリスマスイブに起きた出来事を回顧した。

  • 佐久間宣行氏

    佐久間宣行氏

親友を手料理でもてなすため、料理の練習

この日の放送で佐久間氏は、約30年前に食べていた鶏もも肉のバター焼きを再現したことから、料理を始めたきっかけを思い出したと切り出した。

当時19歳で、上京して大学2年生になっていた佐久間氏。東京で初めてできた彼女とは、12月初旬に別れていた。

破局の背景には、彼女の母親との関係もあったそうだ。彼女の母親から気に入られ、あまりにも頻繁に電話がかかってくるようになったことで怖くなり、交際を終えることになったと振り返った。

恋人がいないまま迎えるクリスマスイブ。佐久間氏は、現在まで約30年にわたって親交が続く大学時代の親友を自宅へ招き、男2人で家飲みをすることにした。

その際、「手料理でもてなしたら面白いだろう」と考えたのが、料理を始めたきっかけだったという。数週間前から練習を重ね、当日はパエリア、煮込みハンバーグなど数品を用意。親友から何か持って行くと言われても、「いい、俺が料理するから」と断り、準備を整えた。

土砂降りのなか、別れた彼女が突然訪問

親友と料理を食べていると、玄関のチャイムが鳴った。ドアを開けた先に立っていたのは、3週間ほど前に別れた彼女だった。

その日は土砂降りで、元恋人は雨に濡れながら、事前の連絡もなく自宅を訪問。「もう1回、やり直そう」と、復縁を求めてきたという。

しかし、室内では親友が食事中だったため、佐久間氏は家へ入れることを拒否した。元恋人から理由を尋ねられても、親友がいるとは答えず、「誰もいない」と説明してしまったそうだ。

佐久間氏は、モテない男性2人がクリスマスイブに集まり、自分の作ったパエリアや煮込みハンバーグを食べている状況を知られるのが、「なんか恥ずかしくなっちゃって」と当時の心境を振り返った。

料理の匂いと“大きなスニーカー”で浮気を疑われる

ところが、元恋人は玄関まで漂ってきた料理の匂いに気づき、「何、この匂い? おかしいじゃない」「誰かいるでしょ?」と追及した。さらに、玄関に置かれていた大きなスニーカーも発見。「浮気してたんじゃないの?」と疑い、そのまま部屋へ踏み込んだという。

そこで元恋人が目にしたのは、佐久間氏が用意したパエリアと煮込みハンバーグを食べている、眼鏡姿の男性。親友は気まずそうにうつむいていたが、元恋人と顔を合わせると、「どうも、初めまして」とあいさつした。

佐久間氏も「昔付き合っていた方ね」と2人を紹介。元恋人に「どうする?」と尋ねると、「帰る」と答え、そのまま自宅を後にしたそうだ。

約30年ぶりに思い出の料理を作ったことで、鮮明によみがえった19歳のクリスマスイブ。佐久間氏にとって料理は、学生時代の気まずくも忘れ難い一夜と結びついているようだ。

【編集部MEMO】
佐久間宣行氏がパーソナリティを務める『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』は、2019年4月にスタート。前月に行われた発表会見では、「この年になって、夢がかなうことがあるんだなと。中学時代から聴いていた『オールナイトニッポン』にまさか43歳でオファーがあるなんて」と驚き、就職活動でニッポン放送に落ちたことに触れながら、「『オールナイトニッポン』のディレクターをやりたかったんです。でも、まさか演者として出るとは」と話していた。