JR西日本は、奈良~大阪間を大和路線・おおさか東線経由で運転する特急「まほろば」について、秋の行楽シーズンに平日9日間の臨時列車を運転すると発表した。土休日に1日2往復する従来の運転も継続する。あわせて、第2編成「悠久」の車内に世界遺産「飛鳥・藤原の宮都」の構成資産から出土した文化財「海獣葡萄鏡」のレプリカを展示する。

  • 特急「まほろば」などに使用される683系の第2編成「悠久」

    特急「まほろば」などに使用される683系の第2編成「悠久」

平日の運転は11月2・4・5・6・9・10・11・12・13日の計9日間実施。上り「まほろば82号」は大阪駅9時4分発・新大阪駅9時10分発・法隆寺駅9時49分着・奈良駅9時58分着、下り「まほろば81号」は奈良駅14時20分発・法隆寺駅14時28分発・新大阪駅15時6分着・大阪駅15時12分着で運転する。土休日は定期列車の「まほろば」1往復に加え、臨時列車の「まほろば91・92号」を設定し、1日2往復の運転とする。

特急「まほろば」は683系3両編成の第1編成「安寧」または第2編成「悠久」を使用し、全車指定席で運転。第2編成「悠久」では、10月14日から1号車デッキ部分のギャラリースペースに「海獣葡萄鏡」のレプリカを展示する(展示期間は2027年9月30日まで)。

「海獣葡萄鏡」は高松塚古墳から出土した文化財で、中国・唐からもたらされた銅鏡とされる。華麗な文様を特徴としており、当時の国際交流や飛鳥文化の豊かさを伝える遺物とのこと。展示期間中、「悠久」の車内で海獣葡萄鏡をモチーフとした特別乗車記念証を乗客に配布(奈良行は新大阪~法隆寺間、大阪行は法隆寺~新大阪間)する。