「先生の分、特別だから」――。23日放送のTBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』(毎週日曜10:00~11:55)で、小学校教員の女性から届いた、給食をめぐる心温まるエピソードが紹介された。注意された児童が教師へ示した“不器用なおわび”に、パーソナリティの安住紳一郎アナとアシスタントの中澤有美子アナも感激をあらわにした。
教師の給食に大量の「ラッキーニンジン」
この日のメッセージテーマは「私の小さな楽しみ」。小学校教員の女性は、その楽しみとして給食を挙げた。
勤務する自治体の給食は非常においしく、定番のカレーライスだけでなく、さまざまな炒め物も楽しみにしているという。毎月配布される献立表を見て心を弾ませ、クラスの朝の会では、その日の日直が献立を発表。「今日はデザートに大学芋が出るからね。絶対、給食の用意を早く終わらせようね」と、誰よりも率先して声をかけることもあるそうだ。
給食には、普通のニンジンに交じって、ハートや星、猫などの形に型抜きされた「ラッキーニンジン」が入っている。子どもたちは、自分の皿に入っているかを楽しみにしながら給食を食べているという。
そんなある日、女性はクラスのやんちゃな児童を少し強く叱った。その後、給食のおかずを見ると、女性の皿には「これでもかというほど」のラッキーニンジンが入っていた。
不思議に思っていると、その日の配膳係が、先ほど叱った児童だったことに気づいた。児童は「先生の分、特別だから」と、少し恥ずかしそうに伝えてくれたという。女性は、「こちらも何とも幸せな気持ちになりました」と振り返った。
安住紳一郎アナ「関係を修復したいっていうこと」
エピソードを聞いた中澤アナは、思わず「あら~」と感嘆の声を上げる。安住アナも「優しい」「優しいというか、この子なりに反省したんだろうね。すごいね」と推察。教師の皿へラッキーニンジンをたくさん入れた行動について、中澤アナが「おわびの気持ち」と受け止めると、安住アナも「ちょっと関係を修復したいっていうこと」と読み取った。
さらに安住アナは、「学校の現場では今、いろいろ言われたりするけど、基本はやっぱり楽しいよね。先生と生徒の関係はね」とコメント。中澤アナも「すごくいい心の交流がありますね」と、児童と教師の間に生まれた温かなやり取りに感激していた。
なお、同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。
【編集部MEMO】
『安住紳一郎の日曜天国』は、TBSラジオで毎週日曜10時から生放送しているラジオ番組。安住紳一郎アナウンサーがパーソナリティ、中澤有美子アナウンサーがアシスタントを務め、リスナーから寄せられたメッセージなどを紹介している。8月30日の放送テーマは「イスと私」で、海の哺乳類の研究を専門とする田島木綿子氏がゲスト出演予定。
