HIKKYは、2026年7月11日から26日にかけて開催した世界最大級のメタバースイベント「バーチャルマーケット2026 Summer」(以下:Vket)の開催レポートおよび来場者アンケートの調査結果を公開した。

通算16回目の開催となった今回は、過去最多となる延べ154万人以上が来場。来場者アンケートでは、84.9%が「企業・ブランドへの印象が良くなった」と回答したほか、96.2%が「同程度の商品・サービスで迷った場合、Vketで体験した企業のものを選びたい」と回答した。

また、今回初出展となった富士急行では、Vketをきっかけに開設した富士急ハイランドバーチャルコミュニティ(Discord)と、富士急グループ公式オンライン予約サービスに、開催期間16日間で1万人が登録。企業ブース体験がブランドとユーザーとの継続的な接点の創出にもつながることが示される結果となった。

過去最多の延べ154万人が来場!初参加者24.1%、93.3%が「次回も参加したい」と回答

通算16回目の開催となった「バーチャルマーケット2026 Summer」には、過去最多となる延べ154万人以上が来場。来場者アンケートでは、初参加者が24.1%と約1/4を占める結果に。Vketの開催プラットフォームである「VRChat」の利用規模が拡大する中、Vketにおいても新たなユーザー層の流入が続いている。

また、「次回も参加したい」と回答した人は93.3%に達し、新規ユーザーの獲得と高い継続参加意向を両立する結果となった。

■「広告を見る」より「楽しい体験をする」──72.6%が「企業を知る方法としてVketでの企業ブース体験」を支持、84.9%が企業・ブランドへの印象向上を実感
『企業やブランドについて知る方法として最も親しみや好感を持ちやすいもの』を尋ねたところ、「Vketで企業ブースを自由に体験すること」が72.6%で最多となった。

これは、「YouTubeなどの動画広告」(12%)、「テレビCM」(5.5%)を大きく上回る結果であり、一方向に情報を受け取る広告とは異なり、自らブランドの世界に入り込んで楽しい体験をすることが、企業・ブランドとの新たな接点として評価されていることがわかった。

さらに、企業ブースを体験した来場者の84.9%が「企業・ブランドへの印象が良くなった」と回答。企業との接点を、単なる情報接触ではなく、実際に体験する機会として提供することで、ブランドへの好意形成につながる結果となった。

■ブース体験は購買意向にも影響!96.2%が「体験した企業の商品・サービスを選びたい」と回答
「同程度の商品・サービスで迷った場合、Vketで体験した企業の商品・サービスを選びたいと思うか」との質問には、96.2%が「とてもそう思う」「ややそう思う」と回答した。

また、97.5%が「Vketでは、他のリアルイベントでは得られない企業・ブランド体験ができた」と回答。メタバースならではの没入型のコミュニケーションを通じて、企業・ブランドへの理解や商品・サービスへの関心を高める結果となった。

出展企業の調査でも好感度向上や高いエンゲージメント、顧客接点の創出を確認

■来場者の85%以上が15分以上滞在。長時間のブランド体験で高いエンゲージメントを創出
今回で8回目の連続出展となったユニバーサルエンターテインメントのブースでは、メタバース上で“当たると嬉しい!”を気軽に体感できる スロットコンテンツ『メタスマスロ』や『噴水ゲーム』、自身のアバターで本格的なダンスを踊れるコンテンツを展開。ブース内のアンケートでは、来場者の85.8%が「15分以上ブースに滞在した」と回答した。ゲーム性や世界観を活かした体験設計により、来場者が自ら操作しながら企業やブランドの世界観に触れる機会を提供した。さらに、これまでパチスロ・パチンコを遊んだことがない人、遊ばなくなった人を対象に 「今回のブースでのメタスマスロ体験を通じて、実際のパチスロ・パチンコを遊んでみたいと思いましたか?」と尋ねたところ、40%が「はい」と回答。ブースでの継続的なブランド体験に加え、これまで遊技経験のなかった層への興味喚起にもつながったという。

◎ユニバーサルエンターテインメント:担当者コメント
このたび、当社グループが運営するフィリピン・マニラの統合型リゾート施設「オカダマニラ」をモチーフとしたブースを展開いたしました。
イベント期間中に実施した「オカダマニラ 2泊3日招待キャンペーン」には、多くの方にご応募いただき、大変うれしく思っています。また、アンケートでは、今回オカダマニラを初めて知った方を含む40%超から「実際に訪れてみたい」とのご回答をいただきました。SNS上でも、3大アトラクションである「メタスマスロ」「ザ・ファウンテン×ラグナドール 噴水GAME!!!」「Cove Manila de 連れDANCE♪」を楽しんでいる様子や、さまざまな感想やご意見を投稿いただきました。Z世代・Y世代を中心に幅広い世代の皆様に、当社ならではの魅力やエンターテインメントの楽しさをお伝えできたものと考えております。
今後も当社IPが持つ魅力を活かし、新しい体験をより多くの方へお届けしてまいります。

■イベント単発で終わらない顧客接点を創出!16日間でバーチャルコミュニティ1万人突破、公式サービスに約1万人が新規登録
今回Vketに初出展した富士急行は、富士急ハイランドをより楽しむためのバーチャルコミュニティ「FUJIQ VIRTUAL PLAZA」を発足し、メンバー募集開始から約2週間で公式Discord参加者が1万人を超える結果となった。

さらに、本ブースから富士急グループの公式オンライン予約サービス「FUJIYAMA CONNECT」(フジヤマコネクト)への新規登録者数は、開催期間の16日間で約1万人を記録。Vketでの体験をきっかけに、コミュニティへの参加から企業の会員サービスへの登録という具体的な行動にもつながった。

バーチャルコミュニティでは、メンバー同士の交流に加え、コミュニティ運営陣との意見交換も活発に行われており、イベント終了後も来場者との交流や情報発信を継続できる基盤を構築した。今後はコミュニティメンバーとともにXRコンテンツの企画・運営を進めるなど、Vketを起点とした顧客接点の創出から、継続的なファンコミュニティ形成へと発展している。

◎富士急行:担当者コメント
今回の出展では、時間や距離の制約を超え、これまで富士急ハイランドとの接点が少なかった多くの方々と新たな出会いを創出することができました。会期中に形成された活発なコミュニティや会員登録という成果は、メタバースが単なる情報発信の場ではなく、継続的なファンコミュニティを育むマーケティング基盤となり得ることを示していると感じています。
今後もリアル施設ならではの魅力とデジタル体験を融合させ、バーチャルからリアルへとつながる新たな顧客体験の創出に挑戦してまいります。

■初出展の青山商事、80.5%がブース体験を通じて企業・ブランドへの印象が良くなったと回答
今回初出展となった青山商事株式会社のブースでは、スーツを着たヒーローたちによる“没入型スーツアクションヒーローショー”を展開。ブース体験後のアンケートでは、80.5%が企業・ブランドへの印象が良くなったと回答した。リアル店舗とは異なるバーチャル空間ならではの体験を通じて、初出展でも来場者との接点を創出し、ブランドへの好意形成につながる結果となった。

◎青山商事:担当者コメント
世界最大級のバーチャルイベントへの初挑戦を通じ、『洋服の青山』および『SUIT SQUARE』の新たな可能性を提示し、皆様により身近な存在として感じていただきたいという想いで出展いたしました。
期間中のバーチャル接客で直接触れ合えたメタバース住民の皆様の情熱と熱量は、私たちにとって大きな感動であり、今後の展開に向けた確かな原動力となりました。
これからも『青山商事』の新しい発見をお届けできるよう挑戦を続けるとともに、『仕事服の相談なら青山』と信頼していただける関係性を皆様と深めてまいりたいと考えております。