「“また始まるんだな”と気が引き締まります」――江口洋介と松嶋菜々子がW主演を務めるフジテレビ系ドラマ『救命病棟24時』(毎週月曜21:00~ ※初回15分拡大)が、10月12日にスタートする。2013年の第5シリーズ以来約13年ぶりの復活で、江口演じる進藤一生と松嶋演じる小島楓が再び集結するのは、2010年のスペシャルドラマ以来約16年ぶり。シリーズ初の月9枠で、令和の救命救急が抱える問題に向き合う。
江口洋介&松嶋菜々子、16年ぶり“進藤先生&小島先生”に
1999年に誕生した同作は、救命救急の医療現場で命に向き合う医師や看護師たちの姿を描き、これまで連続ドラマ5シリーズ、スペシャルドラマ5作品を放送。今回の第6シリーズによって、現代を舞台にしたフジテレビ制作の連続ドラマにおけるシリーズ最多記録を更新する。
江口が演じるのは、孤高の天才救命医・進藤一生。松嶋は、第1シリーズで進藤の下で学ぶ研修医として登場し、その後、多くの命を救ってきた救命医・小島楓を演じる。
久しぶりにスクラブを着た江口は「“また始まるんだな”と気が引き締まります」といい、「お互い全然違う役をたくさんやってきて、今やるとどんな雰囲気になるのか、すごく楽しみです」と期待。
一方の松嶋は「楓はポジションが変わって、成長していたりします。進藤先生との関係性も少し変わってくると思うので、どんな風になるのか楽しみです」と語る。2人はプライベートでは偶然顔を合わせる機会があったそうで、松嶋が「16年ぶりにお会いしたわけではないんですよね(笑)」と言うと、江口も「たまたま会ったんだよね(笑)。スクラブを着て、カメラ前に立つのは16年ぶりになります」と応じた。
「働き方改革」「世代間の違い」「命の選択」描く
第6シリーズのテーマは、「変わりゆく時代の中で失ってはいけないもの」。
2024年4月に医師の働き方改革の新制度が施行され、残業時間の規制が進む一方、医療現場では人員確保のための予算不足など厳しい実態も続いている。
今作では「働き方改革」「世代間の違い」「次世代の成長」「命の選択」などを題材に、タイパを重視して合理性を求める若手医師や看護師と、進藤や小島の世代との価値観の違いを描く。
かつてのような熱量や自己犠牲だけでは通用しない時代に、変えるべきものは変えながら、それでも医師として失ってはいけないものは何なのか。進藤と小島は若い世代とぶつかり、時には自らの価値観も問い直しながら、救命医として大切なことを伝えていく。
さらに、医療技術の進歩によって変わりつつある「救う」という言葉の意味にも踏み込む。
高齢化に伴い、救命救急に搬送される高齢者が増える中、高度な医療技術によって心拍を再開させることができても、自発呼吸や意識が戻らないケースもある。救命医たちが「心臓が動けば“救った”ことになるのか?」という選択を迫られる姿も描かれる。
松嶋菜々子「少しラフな感じで進藤先生に絡んでいこうかな」
江口は『救命病棟24時』について、「医療ドラマの中でも“救命”という即断力を求められる現場なので、“特別なドラマを始めたな”と、スタート時はすごく思いました」と回顧。
世界中の医療ドラマに共通するのは「患者とどう向き合うか」「命とどう向き合うか」というテーマだとし、「視聴者の方に“感動した”と言っていただけたり、希望を届けられたりする作品が作れるのだと思います。離れていた時間があったからこそ、強く感じています」と話す。
松嶋は、第1シリーズで研修医だった楓が、シリーズを重ねる中で立場を変えてきたことに触れ、「役と共に俳優としても成長してきたなと、変化を感じることができる作品です」とコメント。
今回、楓自身もベテランの域に達していることから、「気持ちの余裕とか、人として成長をした楓が、進藤先生とどう向き合っていくのかなと、いろいろ考えているところです」といい、「2人の関係性にも変化があると思うので、私が少しラフな感じで進藤先生に絡んでいこうかなとか(笑)」と明かした。
これに江口は「そう考えてるの!?(笑)」と驚きつつ、「これまでの進藤はクールで、周りの人に対してすごく厳しいタイプだったので、時間がたってどのぐらいラフにやれるか、僕も考えてみます」と応じている。
江口洋介、俳優デビュー40周年で代表作に帰還
1986年に俳優デビューした江口にとって、2026年は俳優デビュー40周年の節目。そんな中で、「前回の出演から長い時間がたっていますし、新しい作品をやるような思いでいます」といい、「スタッフもキャストも変わりますし、2026年版の新しい『救命病棟24時』になるのではと、すごく楽しみにしています」と語った。
脚本は、第2シリーズなどを手掛けた田辺満氏のほか、市東さやか氏、三浦駿斗氏、ひかわかよ氏。プロデュースを足立遼太朗氏、演出を柳沢凌介氏、水田成英氏、星野和成氏、日高貴士氏が担当する。
足立プロデューサーは「時代は移り変わり、目の前の患者と向き合い続けることさえ難しくなってきている激動の今の時代に、もがきながらも懸命に生きる救命医たちの奮闘をお送りしていきます」と説明。「命の前で時代は関係ない、そう言わんばかりの様を背中で見せてくれる進藤一生と小島楓」と、2人の帰還に期待を寄せている。
きょう26日から、TVerで過去の第1シリーズ、第2シリーズの無料配信も順次スタートする。
【編集部MEMO】
江口洋介は、1968年1月1日生まれ、東京都出身。1986年に俳優デビュー。『東京ラブストーリー』『101回目のプロポーズ』『ひとつ屋根の下』『白い巨塔』『救命病棟24時』シリーズなど数多くのドラマに出演してきた。音楽活動も行い、2024年にはアルバム『RIDE ON!』をリリース。2026年に俳優デビュー40周年を迎えた。
松嶋菜々子は、1973年10月13日生まれ、神奈川県横浜市出身。NHK連続テレビ小説『ひまわり』でヒロインを務め、『GTO』『魔女の条件』『やまとなでしこ』『美女か野獣』『家政婦のミタ』『利家とまつ~加賀百万石物語~』などのドラマで主演・主要キャストを務めてきた。
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