ダノンジャパンは8月10日、“全国有数の暑いまち”として知られる館林市に、「夏の健康をおなかから応援」する取り組みとして、ダノン ビオ製品1,000個を寄贈した。同社は、館林市に国内唯一の生産拠点「ダノンジャパン 館林工場」を構えている。
「ダノン ビオ」製品1,000個を館林市と子どもたちが受け取る
近年の気候変動により状況は変化しているものの、群馬県館林市は2007年に最高気温40.3度を記録するなど、“全国有数の暑いまち”として知られている。同市は民間施設を含む29カ所の施設をクーリングシェルターに指定・運用する取り組みを進めており、厳しい夏の猛暑対策はいまなお重要な課題と言える。
そんな館林市に国内唯一の生産拠点を構えているのが、「ダノン ビオ」「ダノン オイコス」「アルプロ」などの食品で知られるダノンジャパンだ。
同社は2002年に現在の「ダノンジャパン 館林工場」を設立したのち、一貫して館林市で製造を行っている。館林市とダノンジャパンは、2025年に地域の活性化と市民サービスの向上を目的とした包括連携協定を締結し、健康増進や地域活性化など、さまざま分野で連携を行っている。雇用と人材育成に留まらず、ダノン城沼アリーナ、ダノンスポーツパークなど現地の運動施設のネーミングライツや、ふるさと納税返礼品など、その取り組みは幅広い。
館林市 市長の多田善洋氏は、「館林工場はダノンジャパンさんの唯一の工場であり、『食のまち』と位置づけている館林市にとってもなくてはならない存在です。館林市における雇用や経済効果も大きく、今後とも両輪のごとく邁進させていただければと思います」と話す。
そして館林市が“体の外側からの暑さ対策”を進めている一方、ダノンジャパンは“身体の内側からの暑さ対策”に着目。8月10日をダノン ビオの「B」「IO」と掛けた「ダノンBIOの日」に、ダノン ビオ製品1,000個を同市に寄贈した。寄贈されたダノン ビオ製品は、市内の学童保育施設や公民館などで無償配布されるという。
寄贈式には、学童保育「風の子クラブ」の子どもたちや館林市のマスコットキャラクター「たてポン」も参加し、館林市の暑い夏にさわやかな笑顔を届けた。
夏の健康管理に有効なヨーグルト製品
ダノンジャパン マーケティング部 ブランドマネージャーの石毛光子氏は、取り組みの背景として夏の健康管理と腸内環境の関係について、医師の見解を語る。
内科・小児科・アレルギー科 医師 高座渋谷つばさクリニック 院長の武井智昭氏によると、夏の高温環境下では暑さによる体力の消耗だけでなく、冷房による冷えや冷たい飲み物の取り過ぎ、麺類などに偏った食事によって胃腸の働きや腸内環境が乱れやすくなるという。腸は全身のコンディションを維持する重要な器官であるため、腸内環境の乱れは夏の倦怠感や食欲低下などの悪循環を引き起こす要因になるそうだ。
つまり、夏に負けない体づくりのためには腸内の善玉菌を意識的に補い、腸内環境の良好なバランスを維持することが重要。また、飲み物だけでなく水分を多く含む食品を組み合わせることも有効だという。
とくに乳製品にはタンパク質やミネラルなどが含まれており、ヨーグルトは水分と同時に、タンパク質と手軽なエネルギーを補給できる食品であり、夏場のコンディション管理に適した選択肢と紹介した。
「ダノン ビオ」は館林工場の設立と同じ2002年に発売された製品で、通常のヨーグルトの菌よりも胃酸に対し100倍強く、生きて腸まで届く「ビフィズス菌BE80」を配合した製品。厳選された4種類の乳酸菌を配合することで、酸味が少なくマイルドでクリーミーなおいしさを生み出しているという。また、プレーンヨーグルトには「善玉菌パワープラス」を配合し、善玉菌を増やす力を増強しているそうだ。
石毛氏は、「本施策をきっかけに『夏の健康をお腹から応援する』という新しい健康習慣の輪が、館林から全国へ広がっていくことを願っております」と展望をまとめた。
合わせて館林市 市長の多田善洋氏も、「私も妻とスーパーに行った時はダノン ビオを購入させていただいておりますし、いまもうちの冷蔵庫に入っています」とコメントした。
館林から全国に届けられるダノンジャパンのヨーグルト製品
「ダノンジャパン館林工場」は、日本全国で販売されているダノンジャパンのヨーグルト製品の、ほぼすべてを生産している同社の一大拠点だ。24時間・365日稼働しており、約8万4千平米の敷地で、約60種類のヨーグルトを製造している。従業員数は正社員・派遣社員を含めて約300名であり、館林市の住民も多いという。
ダノンジャパン 館林工場長の後藤貴裕氏は、館林に工場を置く理由として、創業当時からこの地で培ってきた“人材”を挙げる。現時点で関東エリアを中心としたサプライチェーンもできあがっており、新たに拠点を作るのではなく、この館林工場を拡張することを選択しているという。なお、工場には従業員向けの福利厚生として同社のヨーグルトがいつでも食べられる冷蔵庫を置いているそうだ。
2026年上半期のヨーグルト・乳酸菌飲料市場において、ダノンジャパンのシェアは金額ベースで前年同期比20%超の拡大を遂げているという。なかでも「ダノン ビオ」と「ダノン オイコス」は30%超の成長を見せており、シェア拡大を牽引している製品と言える。11ある生産ラインもフル稼働中だ。
また、「ダノン ビオ」は現在販売中のフレーバー「プレーン・砂糖不使用」「ニュージーランド産キウイ」「洋梨&マスカット」に加え、8月17日より季節限定新フレーバー「洋梨&ぶどう」の出荷を開始した。
こういった需要の伸びに対応すべく、同社は現在、「MIRAI PROJECT」と銘打った工場拡張プロジェクトを実施中だ。総投資額は150億円以上となり、増築延床面積は約7,000平米、50~100名程度の新規雇用も予定し、2028年の稼働開始を目指しているという。
館林市とともに歩んできたダノンジャパンのヨーグルトづくりは、これからますます拡大していくことになるだろう。両者の蜜月は人材と雇用を互いに生み出し、ものづくりの原動力となっている。















