元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が18日、YouTubeチャンネル『高木 豊 Takagi Yutaka』で公開された動画「【阪神】近本復帰で独走なるか!? 阪神これからの戦い方について高木豊が語る!」に出演。阪神が2位以下を引き離してリーグ連覇へ加速するためのポイントを語った。

藤川球児監督

藤川球児監督

かつての“死のロード”が「今はもう天国への道」

動画公開日翌日の7月19日終了時点で47勝37敗1分でセ・リーグ首位の阪神。もっとも2位の巨人とは1ゲーム差で、僅差で争っている状況だ。

これまでの阪神の戦いぶりについて、高木氏は「甲子園ではやっぱり接戦になるな」と本拠地・阪神甲子園球場での試合展開の傾向を指摘。その理由について「打球が飛ばないとかホームランが出にくいとか長打が打ちにくいとか、そういうこともあるだろうから、やっぱり接戦を考えると無理して鞭入れなくてもいいと思う」と説明し、球場の特性上、打撃戦になりにくいため、ベンチとしても引き離して勝つまではしなくて良いのではないかとの持論を述べた。

その上で、高木氏は夏の高校野球期間中に本拠地を離れる長期ロードについて、阪神にとって「チャンスだよね」と言及。「昔は死のロードって言われてたのが、今はもう天国への道というか。涼しい、快適、そういうイメージがあるよね」と語り、かつてのように過酷な屋外球場を転々とする形とは異なり、空調の効いた京セラドーム大阪などのドーム球場を多く使用できる現在の環境は、選手たちの心身の負担を大きく軽減させると語った。

加えて、高木氏は「それとやっぱり、今は練習も落とすじゃない。夏場ね、とくに。自主性に任せているし、そういう調整っていうのはしやすいかな」と、コンディション維持の面での変化も大きいと解説。

そして、8月のこの期間が今後の阪神にとって「ポイントになるよね」と述べ、夏場の結果が、2位以下を引き離してリーグ連覇へ加速するための最大のターニングポイントになると分析していた。

【編集部MEMO】
横浜大洋ホエールズ、横浜ベイスターズ、日本ハムファイターズなどで活躍した高木豊氏。1985年、当時の監督である近藤貞雄さんの発案で、加藤博一さん、屋鋪要氏、高木氏というチームの俊足打者が1番、2番、3番と並ぶ「スーパーカートリオ」を結成したことでも知られる。現役引退後は、アテネオリンピック日本代表内野守備・走塁コーチや横浜DeNAベイスターズのヘッドコーチなどを務めた。YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』では、野球界ニュースの解説やゲストを招いた対談動画が公開されており、ダルビッシュ有がゲストとして登場した動画「【遂に登場!!】ダルビッシュ有が見た『大谷翔平』と『佐々木朗希』の可能性とダルビッシュの“人間力”」は300万回を超える再生数を記録している。