JOYSOUNDが主催する「サウンドロゴカラオケ AWARD」が、「第79回広告電通賞」のイノベーティブ・アプローチ部門最高賞(ニューコミュニケーションカテゴリー)を受賞した。企業から一方的に届けられてきたサウンドロゴを、生活者が自ら歌って楽しむ“参加型エンターテインメント”へと発展させた点が評価された。

  • 「サウンドロゴカラオケ AWARD」

    「サウンドロゴカラオケ AWARD」

サウンドロゴを“歌う広告体験”に再定義

「広告電通賞」は1947年12月に創設された総合広告賞。全国の広告主、媒体社、クリエイター、有識者ら約500人で構成される広告電通賞審議会の選考委員が、優れた広告コミュニケーションを実践した広告主を選出している。

「サウンドロゴカラオケ AWARD」は、企業や商品、サービスを短いメロディーで印象づけるサウンドロゴとカラオケを融合した取り組み。企業から生活者へ一方向に届けるだけだった広告を、利用者が自ら歌い、仲間と楽しむ能動的な体験へと変化させた。

JOYSOUNDでは、各社のサウンドロゴを「サウンドロゴカラオケ」として全国の店舗へ配信。今年2月には、参加企業・団体がカラオケパフォーマンスを競う「サウンドロゴカラオケ AWARD」の決勝ステージを開催した。

初開催ながら全国から20の企業・団体がエントリー。当日の模様は、広告換算値2億円以上のメディア露出を記録したという。

同社は取り組みの革新性について、数秒間のサウンドロゴを利用者自身が歌うことで、記憶への定着と高い体験価値を両立した新たな広告接触を生み出したと説明。広告、エンターテインメント、参加型体験を組み合わせ、ブランドと生活者の間に新たな接点をつくるモデルを提示したとしている。

第2弾「AWARD 2027」の参加企業を募集

受賞作品の広告主はエクシング、広告会社は電通、制作会社は地域力活性化研究室。

JOYSOUNDでは、第2弾となる「サウンドロゴカラオケ AWARD 2027」の開催も決定しており、8月31日まで参加企業・団体を募集している。

企業や団体がパーパスやブランドに込めた思いを、生活者が自らの声で歌う行動へと転換し、音楽を通じてブランドへの愛着を高める体験型コミュニケーションを目指す。

【編集部MEMO】
前回の「サウンドロゴカラオケ AWARD」に出場した「伯方の塩」は、JOYSOUNDの総合カラオケランキング(7月第1週)で1位を獲得した。JOYSOUNDは誕生から30年以上がたち、現在の配信曲数は44万曲を超えるが、その歴史の中で、わずか数秒のサウンドロゴが週間ランキングの頂点に立つのは、初の快挙。