土用の丑の日が近づいてくると、ついソワソワしてしまう。日本人の性だろうか。常に頭の片隅で、「今年はどこでうなぎを食べようか」と思案してしまうのだ。
今、もし"うなぎ迷子"になっている人がいるなら、ゼッテリアの期間限定メニュー「うな丼バーガー」を推薦したい。その名の通り、うな丼をハンバーガーで再現した大胆な一品なのだが、今年はさらなるブラッシュアップが施され、完成度がさらに向上。さっそく味わってみたので、その魅力をレポート!
ゼッテリアの夏の名物「うな丼バーガー」が今年も登場
昨年、初めて登場した「うな丼バーガー」(990円)が、今年も帰ってきた。物価高の世の中でも値段を維持しつつ、具材などのブラッシュアップもしているという。
いや〜、それにしても……
ものすっごいビジュアル。昨年、初めてみたときもビックリしたけど、こうして改めて見てもやっぱりビックリするな。でも、なんかこう……様式美のようなものを感じるのは気のせいか。威厳があるというか、例えるなら五重塔のような迫力があるような……。
それはさておき、具材のおさらいをしておこう。使用しているのは、うなぎの蒲焼、国産米100%のごはんパティ、とろ〜り半熟風たまご、レタス、特製てりやきソース、そしてバンズ。昨年との大きな違いは、錦糸卵だった玉子が「とろ〜り半熟風たまご」に変更されたことだろう。
できればもうしばらく四方八方から見つめていたいが、なるべく温かいうちにいただくとしよう。
それではさっそく……いただきます!
フフフッ……。つい笑みがこぼれる。いや、やっぱりウマいわ、これ。うん……ちゃんとウマいわ……! 見た目はちょっとトリッキーかもしれないけど、味の設計も食材もガチ! うめぇ〜〜〜!!!!
うなぎは身がとにかくふわふわで、リーズナブルなうなぎにありがちなゴムのような弾力は皆無。箸でほぐれる蒲焼と同様の柔らかな食感が楽しめる。
そういえば、ゼッテリアはうな丼でおなじみのすき家やなか卯を展開するゼンショーグループだ。そのスケールメリットを生かし、品質の高いうなぎを安定して大量調達できるからこそ、この価格帯でしっかり満足感のある仕上がりに昇華できているのだろう。グループの総合力を活かし、消費者へと還元する。その姿勢、素晴らしい……!
そして、今年最大の進化ポイントでもある半熟風たまご。これがめちゃくちゃいい仕事をしている! 昨年の錦糸卵も悪くなかったが、とろりとした黄身のコクが加わることで、うなぎ、ごはんパティ、タレがひとつにまとまり、一体感が格段にアップしているのである。
特製てりやきソースを中心とした味付けも特筆。蒲焼を三度焼きすることで生まれる香ばしさがタレにも乗り移り、ただ甘辛いだけではない複雑な旨みを作り出している。で、そのタレが、ごはんパティにとにかくよく合うッ……!
続いて、別添の山椒を投入してみると……
これがまた最高! 爽やかな香りが立ち上がり、甘めだったタレがキュッと引き締まる。口いっぱいに広がる山椒の清涼感とうなぎの脂が重なり、より一層本格的な蒲焼の味わいへと変化。おかげさまで、濃いめの味付けでも最後まで飽きずに楽しめた。
そして今年は同日から「白桃フェア」もスタート! 「ディップチュロごろっと白桃」「ごろっと白桃シェーキ」「シェーキ白桃」など桃づくしのラインナップが並ぶ。
こちらは淡いパステルピンクのシェーキの上に、たっぷりのホイップクリームが乗った「ホイップ白桃シェーキ」。頂上には、ごろっと大きめにカットされた白桃ソースが盛られている。
実際に飲んでみると……美味……!! 白桃のやさしい甘い香りがふわ〜っと広がる。妖艶な甘みを携えた白桃シェーキに、軽やかなホイップのコク、そしてごろっと入った白桃果肉のジューシーさが一体となり、まるで桃のパフェをそのまま飲んでいるような贅沢な味わいだ。
果肉は存在感があり、噛むたびにみずみずしい甘みが弾ける。いわゆるシロップ漬けのような単調な甘さではなく、ちゃんと果実らしい爽やかさが感じられるのも嬉しい。ひんやり&すっきりしていて、この暑い季節にぴったりの一杯に仕上がっている。
うなぎでスタミナをつけ、白桃で爽やかに締める。土用の丑の日、どこでうなぎを食べようか迷っているなら、一度ゼッテリアを試してみてほしい。バーガーなのに、ちゃんとうな丼。その不思議な満足感を、ぜひ味わってみて!










