鹿児島県、指宿市、南九州市、枕崎市、JR九州は、昨年度に引き続き、指宿枕崎線の指宿~枕崎間でサイクルトレイン実証事業を7月18日から開始すると発表した。
2024年8月に発足した「指宿枕崎線(指宿・枕崎間)の将来のあり方に関する検討会議」における実証事業の一環として、昨年度に続いて行われる。昨年度は臨時列車の運行による実証事業だったが、今年度は土日祝日の定期列車(上下計5本)を活用した実証事業となる。
沿線には、JR線における「日本最南端の駅」西大山駅や、「薩摩富士」と称される開聞岳、一面の茶畑など、サイクリングに最適な絶景スポットが点在している。列車で長距離を移動し、見晴らしの良いエリアだけをサイクリングするなど、体力に合わせた柔軟なルート設定が可能だという。サイクリングだけでなく、指宿名物の天然砂むし温泉、枕崎のカツオ料理など、ご当地ならではの癒やしと食も堪能できる。
今年のサイクルトレインは7月18日から12月13日まで土日祝日に運行。下りは指宿駅11時30分発・枕崎駅12時56分着、指宿駅13時27分発・枕崎駅14時49分着、指宿駅17時26分発・枕崎駅18時39分着の計3本、上りは枕崎駅13時27分発・指宿駅14時52分着、枕崎駅15時58分発・指宿駅17時19分着の計2本を対象とする。
乗降できる駅は指宿駅、山川駅、西大山駅、開聞駅、西頴娃駅、水成川駅、薩摩塩屋駅、枕崎駅のみ。進行方向1両目の車両に自転車を持ち込める。サイクルトレインを利用する際、専用予約サイトで乗車列車と乗車区間を事前に予約する必要があり、乗車日直前の金曜日12時まで受け付ける。1人で持ち込める自転車は1台まで、1列車の上限は5台まで。料金は1台あたり300円(乗車区間の普通運賃が別途必要)となる。なお、駅構内(ホーム上を含む)や列車内で自転車に乗ることはできず、自転車の解体・組立て作業も行えない。列車内では係員から配布する固定バンドを使用し、自転車の転倒防止に努める必要がある。
