くふう生活者総合研究所は7月8日、「夏を迎える準備」についての調査結果を発表した。調査は2026年6月19日~6月22日、生活者7,560名を対象にインターネットで行われた。
9割以上が今年の夏の暑さを「不安視している」
2026年の夏の暑さについて、9割以上の人が「不安を感じている」と回答した(「とても不安を感じる」55.1%、「やや不安を感じる」36.9%の合計92.0%)。
約6割が夏の「電気代の高騰」を懸念
猛暑に不安を抱く人が多い今年の夏、約6割(61.9%)の人が「エアコン利用による電気代の高騰」を懸念していることがわかった。電気代の他にも「夏野菜や飲料など食品・日用品の値上げ」を気にしている人が約3割(29.7%)、「暑さ対策による出費の増大」が約2割(19.7%)おり、物価高による節約志向が続く中、出費増を気にしている人が多いことがわかる。
また、「熱中症」(46.0%)、「夏バテ・体調不良」(44.5%)と健康面での不安、「家事や仕事のモチベーション低下」(31.8%)も上位に挙がった。
猛暑を少しでも快適に乗り切るための、さまざまな工夫も寄せられた。
- 「買い物の時間を気温が上がる前に、なるべく午前の早い時間か夕方に行くようにしています」(40代女性)
- 「涼しい時間帯に家事をする。暑い時間帯は、商業施設でゆっくり買い物をする」(60代女性)
- 「可能な限り昼間の晴天時は外出しない」(40代男性)
- 「カーテンなどで、午後は日差しを室内に入れない。熱中症防止のため、できるだけ入浴する。シャワーのみで済ませない」(50代女性)
- 「暑い時は汗をかいて体調を整える。発汗を促す練習をする。今後暑くなることはあっても下がることはないため、こちらが変わらなければならない」(60代女性)
- 「暑くなる前から、外に出て暑さに慣れるようにしています。夏は川に入ったり、沢登りをして楽しみます」(30代女性)
- 「夏の楽しみを見つける。アイスがおいしい!とか」(40代女性)
- 「暑い、ダルイ、しんどいとか、ネガティブなことを言わない」(50代女性)
多かったのは「朝の涼しい時間に動く」という回答。買い物など外出の時間を変える人が多いようだ。体調不調を避けるため体が猛暑に順応していけるように意識する人、"猛暑で疲れる夏"ではなく、夏ならではの楽しみを見つけて満喫したいというポジティブな声も寄せられた。
電気代対策は「エアコンの効率的な利用」がメイン
多くの人が懸念している「電気代の高騰」に対してどのような工夫をするかを聞いたところ、「サーキュレーターや遮光カーテン等でエアコンの効率を上げる」(44.0%)、「温度設定などエアコンの使い方を工夫する」(43.8%)が上位に並んだ。エアコンの使用は欠かせないことから、意識できることは行い、少しでも電気代を抑えたいという生活者の心情がうかがえる。
- 「エアコンをつける前にまずは窓を開けてサーキュレーターをまわし、熱気を出してからつけるようにしています」(30代女性)
- 「リビングの中間をカーテンで仕切り部屋を狭くしてエアコン効率をよくする」(50代男性)
- 「なるべく家族一緒にいて一部屋でエアコンを使用」(40代女性)
- 「公共の施設で遊んで家でのエアコンの稼働率を下げたりします」(40代男性)
"夏を迎える準備"は「寝具の交換」「衣替え」が上位
そんな暑い夏を迎えるにあたって、2026年6月下旬の調査段階で生活者はすでにさまざまな準備を行っていることがわかる。上位に挙がったのは「夏の寝具への交換」(38.3%)、「衣替え」(36.7%)、「エアコン掃除」(34.4%)、「日焼け対策グッズの購入」(34.4%)だった。前述の電気代を抑えるための工夫でも「接触冷感寝具などを取り入れて夜間のエアコン代を抑える」という人が約2割(23.8%)だったが、快適な眠りを守る対策を取っている人が多いようだ。
夏に向けて自宅のエアコンの試運転・掃除を行った人にその時期をたずねたところ、最も多かったのは「5月までに完了した」という回答で約4割(39.9%)だった。
暑さ対策で購入意向が高いのは「日傘・帽子」
夏の暑さ対策のために購入した(購入する)ものは、厳しい日差しを遮るための「日傘・帽子」が最も多く(34.3%)、「冷却スプレー・冷感シート」(29.0%)、熱中症対策の「塩分補給タブレット・スポーツドリンク」(28.0%)が続いた。




