マイナビのマイナビバイト運営事務局は6月26日、「自分を知り、社会と繋がるアルバイト講座」を甲斐清和高等学校で実施した。同講座は、山梨県警と協力のもと、高校生を対象に闇バイトへの注意喚起や、アルバイトを通じて社会との接点を持つ意義を学ぶ機会を提供する目的で行われた。

  • 「自分を知り、社会と繋がるアルバイト講座」の様子

    「自分を知り、社会と繋がるアルバイト講座」の様子

「自分を知り、社会と繋がるアルバイト講座」実施の背景

同社が6月4日に発表した「高校生のアルバイト調査(2026年)」(※)によると、高校生の4割は「闇バイトと普通の求人の見分けがつきにくい」と回答。また、アルバイト経験によって得られるものとしては「働くことに対する意識」(67.7%)が最多となり、アルバイトで働く経験を通じて、意識の変化を感じている様子がうかがえる結果となった。

こうした背景を踏まえ、同社は、これまでに全国34校、3874人(2026年2月時点)の生徒を対象に、闇バイトから身を守るための啓蒙授業や、自分らしいキャリアを描くための第一歩として「働く意義」「仕事選びの基礎」「自分に合う仕事の見つけ方」などについて学べる出張授業を実施してきた。

「闇バイト」に関する啓蒙と「自己理解」のサポート

今回の授業は、2コマの構成。

1コマ目では、安心安全にアルバイトをするために正しい情報・知識を得ることを目的に「山梨県警×マイナビバイト 闇バイト講座」を実施した。

山梨県警察本部 生活安全課企画課 渡邊氏による、「銀行口座を売ることは犯罪であること」「性別や年齢が限定されている求人や、身分証明書と一緒に自撮りを求められる求人は特に注意が必要」などの講話や、求人の見るべきポイント、闇バイトワークなどが行われた。

闇バイトワークでは、「仲のいい友達や地元の先輩から連絡が来た時なんと返信する?」「応募したものが闇バイトだった…どこに相談する?」などクイズ形式での授業が行われた。

  • 闇バイトワークの様子

    闇バイトワークの様子

2コマ目では、自己理解の大切さや自分の特性や強みを考えられるようになり、社会との関わり方(アルバイト・就職・進学)を主体的に選べるようにすることを目的に、「自己理解」の授業を実施。

「アルバイトの魅力」や「働くということ」の責任や求められているものに関する講話のほか、アルバイト診断や自己理解ワークも行われた。

アルバイト診断では、マイナビバイトのサービスを活用し、アルバイト未経験者には自分の強みや向いているアルバイトを知る機会を提供し、アルバイト経験者には自分の強みの再認識をサポート。

自己理解ワークでは、アルバイト診断の結果をもとに、自身の強みを整理したほか、ペアワークを通じて他者から新たな気づきを得るなど、強みへの理解を深めた。

  • 自己理解ワークの様子

    自己理解ワークの様子

参加した生徒からは「友達や大切な人が傷つく可能性があるので、気を付けよう」の声も

参加した生徒からは、「いつでも自分も被害者や加害者になってしまうし、なってしまったら友達や大切な人が傷つく可能性があるので、今後も気をつけようと思いました」や「友達からでも、一日で5万稼げるなど怪しい求人には気を付けようと思いました」などの声が寄せられた。

  • 講義を受ける生徒の様子

    講義を受ける生徒の様子

※調査期間:2月18日~3月2日/調査対象:15~18歳の高校生(高専、専門学校は除く)/調査方法:インターネット調査/有効回答数:SCR調査(就業者1,067サンプル、非就業者3,165サンプル)・本調査(就業者644サンプル・非就業者282サンプル)