6月11日の開幕以来、連日にわたって大熱戦が繰り広げられている「FIFA ワールドカップ 2026」(以下、北中米W杯)。カナダ・アメリカ・メキシコの3か国を舞台に、48か国の代表チームがプライドを懸けて戦う同大会は、W杯史上最大規模の大会として地球規模での盛り上がりを見せている。
そして北中米W杯の盛り上がりをより一層際立たせているのが、堂々たる戦いを続けている日本代表の活躍だ。“史上最強”との呼び声も高い「SAMURAI BLUE」は、初戦で強豪国相手に劇的な得点で引き分け。そして決勝トーナメント進出を目指し、6月21日にグループリーグ第2戦のチュニジア戦を戦った。
日曜日の昼下がり、スポーツ観戦にもってこいの時間帯に開始する試合とあって、全国各地ではさまざまな観戦イベントが行われた。今回は、北中米W杯の“公式テクノロジーパートナー”として大会運営を支えるレノボの日本法人であるレノボ・ジャパンが、東京・渋谷ヒカリエで開催した次世代型観戦イベント「FIFA ワールドカップ 2026 パブリックビューイング by レノボ」をレポート。レノボのCMソングを手掛けたGAN(岩田剛典)さんや、W杯で得点を挙げたこともある元サッカー日本代表の遠藤保仁さんも登場し、最高潮の盛り上がりを見せた観戦体験の様子をお届けする。
北中米W杯を支えるレノボのテクノロジーとは
北中米W杯で、史上初の“公式テクノロジーパートナー”を務めているレノボは、同大会の運営に必要となる約1万7000台ものデジタルデバイスを一括で提供し、それらを一元管理するデジタルワークプレイスソリューションを提供。大会本部に設置され運営全体を司るインテリジェントコマンドセンター(ICC)の構築や、大会限定デジタルデバイスの販売なども行っている。
またサッカーの競技自体に関わる技術としては、出場する全48か国に提供される分析AIツール「FIFA AI Pro」をFIFAと共同で開発。FIFAが保有する数百万のデータアセットを学習したAIが、選手個別のパフォーマンスやチームの戦術などさまざまなデータを導き出す。この新ツールについてレノボは、サッカー強豪国はもちろんのこと、ITインフラ整備が途上にある代表チームであっても高度な分析を実現できる環境を用意することで、より高い競技レベルの実現を後押しするとしている。
さらに、試合中継でも活用され、サッカーファンの観戦体験をより一層盛り上げている「レフリービュー」についても、レノボの技術が活かされているとのこと。同社のAIスタビライザーが瞬時にブレを補正するといい、主審のこめかみあたりに装着され振動が避けられない小型カメラの映像も、中継で活用可能な速度で即座に補正し、臨場感あふれるピッチレベルでの映像を届けているのだ。
500名以上が集結した盛りだくさんのイベントをレポート!
そんなレノボは今回、「未来を担う子どもたちと共に楽しめる次世代型パブリックビューイング」をテーマに、渋谷ヒカリエを舞台とした観戦イベントを開催した。
イベントが行われたのは、6月21日に開催された日本代表のグループリーグ第2戦、チュニジア代表との試合だ。日本代表にとって大会初戦となったオランダ戦では、緊迫した一進一退の攻防を繰り広げた末に、試合終盤の劇的ゴールで強豪相手に貴重なドローで勝ち点1を獲得。期待通りのハイレベルな戦いを見せた代表チームへの期待が高まる中、勝利すれば決勝トーナメント進出が大きく近づくチュニジア戦には、大きな注目が集まった。
日曜日の午後1時キックオフ、観戦にはもってこいの時間帯となった試合の開始を前に、会場となった渋谷ヒカリエ ヒカリエホールには、事前応募の当選者など500名以上が続々と来場し、会場は熱気を帯び始めた。
会場内には、試合観戦のお供としてウェルカムドリンク・フードが用意されたほか、レノボの最新製品に触れる体験展示や特設フォトスポット、代表チームへの応援メッセージを届けるコーナーなどが展開された。
中でも特に長蛇の列が伸びていたのが、会場内で行われたPKゲーム。ゴールに見立てたディスプレイにはゾーンごとに異なる得点が表示され、2回のキックでより高い得点を目指す内容となっていた。ちなみに数パターン用意されていた得点分布には、実際のPK戦データから算出された“PK成功確率”や“難易度”なども反映されたのだとか。
日本代表のレジェンドにとっても「W杯はすべてが違う」
試合開始まで1時間に迫ったころ、会場では来場ゲストによるトークショーが開始。レノボが展開する日本独自のキャンペーン「技術がゲームを変える。」でCMソングに採用された楽曲『RISE NOW』を歌うGAN(岩田剛典)さんと、現役時代に3大会連続でW杯日本代表に選出され、2010年の南アフリカW杯ではフリーキックで得点を挙げた元サッカー日本代表の遠藤保仁さんが、MCを務めたサッシャさんと共にトークを繰り広げた。
幼少期には“サッカー少年”だったという岩田さんは、サッカーの興奮とテクノロジーの先進性を表現した新曲の注目ポイントを説明。また「いつもW杯の時期にはたくさんの感動や勇気をもらっていた」といい、「今回こういった形で携われたことはとても光栄です」と話した。
一方で日本代表のレジェンドと称される遠藤さんは、W杯の独特の雰囲気も語った。「W杯は、その他の試合とすべてが違う」と話し、「試合会場の雰囲気はもちろん、会場に向かう時点から独特の雰囲気だった」と説明した。さらに盛り上がる今大会を観戦していて、「自分もまた出たいな、と感じた」と話し、2030年に開催される次回大会への出場意欲(?)も表していた。
さらに、いまだ興奮冷めやらぬ初戦・オランダ代表戦の振り返りや、重要なチュニジア代表戦でのポイントなどを語り合っていると、気づけばキックオフがすぐそこに。「先制点をすぐ奪えるかが大事」と遠藤さんが語る中で、W杯史上1000試合目という節目となった一戦がついに始まった。





