夏になると、ラーメンチェーン各社からさまざまな冷やしメニューが登場する。冷やし中華、冷やしラーメンなど選択肢は豊富だが、「日高屋」は6月12日から新メニュー「冷し担担麺」(750円)を販売開始した。
日高屋の夏が始まった! 新作「冷し担担麺」とサワー祭で優勝してきた
肉味噌を溶かしながら楽しむ、濃厚胡麻スープの「冷し担担麺」
芳醇な練り胡麻に豚肉の旨味、味噌のコクを合わせた冷製担担麺で、ほのかに香る山椒オイルがアクセント。発売と同時に「サワー祭/コカ・コーラ祭」もスタートし、まさに夏本番を迎える日高屋の目玉商品となっている。
運ばれてきた一杯は、想像以上にシンプルなビジュアル。具材は肉味噌、キュウリ、ネギという王道構成。
まず特徴的なのが、いわゆる「汁なし担々麺」ではなく、冷たいスープがたっぷり入っていることだ。近年は汁なしタイプも主流になりつつあるが、この商品はあえてスープあり。レンゲでひと口飲んでみると、胡麻の香ばしさと味噌のまろやかなコクが広がる。
担担麺というと、濃厚な胡麻感やラー油の刺激が前面に出た力強い味わいを想像するが、このスープは非常にライトな仕上がり。ラー油の辛味も控えめで、冷たいスープならではの清涼感がある。日高屋らしい親しみやすさを感じる味づくりで、「辛いものが苦手だけど担担麺は好き」という人にも受け入れられそうだ。
そして食べ進めるうちに真価を発揮するのが中央に鎮座する肉味噌である。
最初はスープと麺だけで味わい、その後に肉味噌を少しずつ溶かしていくのがおすすめ。豚肉の旨味と味噌のコクがスープ全体に広がり、後半になるにつれて味わいに厚みが増していく。最初はあっさり、後半は濃厚。この味の変化が楽しい。
さらに、ほのかに香る山椒オイルもいい仕事をしている。強烈に痺れるタイプではなく、後味に爽やかな余韻を残す程度。冷たいスープとの相性も良く、暑い日でも箸が止まらない理由のひとつになっている。
麺は中細のちぢれ麺。昨年リニューアルされた麺を採用しており、胡麻スープとの相性も抜群だ。
まず締め方が非常に良い。しっかり冷水で締められており、ツルツルとした喉越しとシコシコした弾力が際立つ。いわゆる「ツルシコ」な食感で、暑い日に求める爽快感をしっかり満たしてくれる。なかなか完成度の高い仕上がりだ。
辛党の人は卓上のラー油をひと回し加えるだけで、表情は一変する。もともとのスープがマイルドなので、ラー油を加えてもバランスが崩れないのが面白いところ。辛いもの好きならぜひ試してほしい。別売の「秘伝の辛味噌」の追加も推奨されており、自分好みの辛さに調整できるのも魅力である。
日高屋の夏の定番「サワー祭/コカ・コーラ祭」で夏のご褒美
そして、この時期の日高屋といえば忘れてはいけないのが「サワー祭/コカ・コーラ祭」だ。7月30日までの期間限定で、「緑茶ハイ」「レモンサワー」「ウーロンハイ」が通常価格から20円引きの310円、「コカ・コーラ」が10円引きの120円で楽しめる。
冷し担担麺のさっぱりした胡麻の風味とレモンサワーの相性は想像以上。冷たい麺をすすりながらサワーを流し込む時間は、まさに夏のご褒美と言っていいだろう。
日高屋らしい「ちょうどいい」担担麺。 今年の夏、気軽に涼を求めたい日にはかなり有力な選択肢になりそうだ。サワー片手に楽しめば、その魅力はさらに増すはずである。




