最近、ChatGPTなどの生成AIに生年月日や悩みを入力し、占い風のアドバイスを受ける「AI占い」が注目されています。恋愛運、仕事運、相性診断、今日の運勢などを気軽に楽しめる一方で、フルネームや住所、職場名など、入力を避けたい個人情報もあります。本記事では、占い師の視点から、AI占いのやり方、コピペで使えるプロンプト例、安全に楽しむための注意点を解説します。

AI占いとは?ChatGPTなどの生成AIで占い風アドバイスを受ける方法

AI占いとは、ChatGPTなどの生成AIに「占い師のように答えてほしい」と指示を出し、自分の悩みや情報を入力して、アドバイスをもらう使い方のことです。専用アプリや占いサービスではなく、誰でも使えるAIツールを自分でカスタマイズして楽しむ点が特徴です。

AI占いでできること・向いていること

AI占いは、主に以下のようなことが得意です。

•今日の運勢を占い風に楽しむ
•西洋占星術やタロットの意味など基本的な解説を聞く
•恋愛や仕事の悩みを整理する
•前向きなアドバイスを受ける

占い師が教える「AI占いのプロンプト(AIへの質問文)例」

プロンプトはコピーしてそのまま使えます。【】の部分を自分の情報に書き換えてください。

基本の運勢を聞くAI占いプロンプト

<<基本の運勢を聞く>>
あなたはプロの占い師です。私の生年月日は【〇年〇月〇日】、性別は【女性/男性/その他】です。【星座占い/算命学】をもとに、今月の全体運・恋愛運・仕事運を教えてください。アドバイスも添えていただけると嬉しいです。

恋愛相談に使えるAI占いプロンプト

<<恋愛の悩みを相談する>>
恋愛カウンセラー兼占い師として相談に乗ってください。私は【30代・会社員・女性】です。気になっている相手は【〇座・AB型】で、【職場の同僚】です。アプローチするべきか迷っています。相性と今後の動き方についてアドバイスをください。

相性診断に使えるAI占いプロンプト

<<相性診断>>
タロット占い師として、私と相手の相性を診断してください。私:【〇年〇月〇日生まれ・〇座】、相手:【〇年〇月〇日生まれ・〇座】。恋愛面と仕事面それぞれの相性を、カードを引くイメージで教えてください。

仕事運・転職相談に使えるAI占いプロンプト

<<仕事・転職の相談>>
四柱推命の専門家として教えてください。私の生年月日は【〇年〇月〇日】です。現在【転職を考えており、決断できずにいます】。今年・来年の仕事運と、決断するのに向いている時期のアドバイスをください。

AI占いで入力してよい情報・避けたい情報

(1) フルネームや住所は入力しない

フルネーム・住所・電話番号・職場名などの特定につながる情報は入力しないようにしましょう。これは自分の情報だけでなく、相性診断などで相手の情報を入力する場合も同じです。

(2) 結果を「参考意見」として受け取る

AI占いの結果はあくまでも参考程度に。「AIにこう言われたから絶対そうだ」と思い込んだり、あなたの大切な決断をAIの結果だけに委ねたりするのはおすすめできません。なぜなら、AIはあなたの人生背景を理解しているわけではなく、専門的な鑑定とも異なるためです。

(3) AIへの入力内容はデータに使われる場合がある

多くのAIサービスでは、入力した内容がサービス改善のために利用される場合があります。設定や利用規約を確認しておくと安心です。

(4) AIは「あなたが聞きたいこと」を言いやすい

AIには、ユーザーが喜びそうな回答に寄り添う傾向があります。さらに、メモリ機能がオンになっている場合は、過去の会話からあなたの好みを把握しています。「当たっている!」と感じても、それはAIがあなたの傾向を反映しているだけかもしれません。

占い師が教えるAI占いを安全に楽しむコツ

少し自信をなくしてしまったときには、「励まして」とリクエストすれば、たくさんの元気をもらえる言葉を投げかけてくれます。これはAIならではの気軽さです。

AI占いは、「未来を決めてもらうもの」ではなく、「自分を見つめ直すためのヒント」として活用するのがおすすめです。現在の状況や自分の気持ちを言葉にすることで、落ち着いて整理でき、解決のヒントにつながることもあります。

実際に私が占うときも、安心できる環境を整え、お話をじっくりと聞き、鑑定を進めていくようにしています。自己理解が深まり、気づきが生まれる効果も期待できるからです。

AI占いを安全に楽しむために大切なこと

AI占いは、とても身近で便利なツールです。ですが、最終的に人生を選び、歩いていくのはあなた自身です。AIを上手に活用しながら、自分の直感や心の声にも耳を傾けてみてください。また、本格的な鑑定が必要なときは、経験を積んだ占い師へのご相談もぜひ検討してみてくださいね。