16年間のアナウンサー人生は「夢見てた感覚」だった――。元日本テレビアナウンサーで同志社大学ハリス理化学研究所助教の桝太一が、7日に放送された日本テレビのバラエティ番組『メシドラ ~兼近&真之介のグルメドライブ~』(毎週日曜12:45~ ※関東ローカル、TVer・Huluで配信中)に出演。兼近大樹(EXIT)、満島真之介とともに、千葉県八街市を巡った。

  • (左から)満島真之介、桝太一、兼近大樹

    (左から)満島真之介、桝太一、兼近大樹

「パッと皆が名前を思い浮かぶ先生がもっと増えてほしい」

移動中は、桝が現在「京都と東京を行ったり来たりしている」という話題に。桝が助教として勤務する同志社大学は京都にあり、学生から「中学生の時、テレビで見てました」と言われることもあるという。

さらに、研究者への親しみをどう生み出すかという話題も続いた。「パッと皆が名前を思い浮かぶ先生がもっと増えてほしい」と語る桝に、満島は「発信する場所を作ってあげるというか……分かった!」とひらめく。

旅の冒頭で、桝が「小学校は漫画部。中高は生物部キャプテン。大学は海洋研究会です」と語っていたことを踏まえ、満島は「日本は漫画文化ですよね。研究者の言葉・考え・やっていることを漫画にして届けていくというのはどうでしょうか?」と提案した。

すると桝は「満島さん、今鳥肌たったんですけど」と反応。実は、同志社大学でまさに「サイエンスとマンガの相性」というシンポジウムを行っていたという。桝は「そうか、研究者の事を漫画で描けばいいのか」と、こちらのアイデアにも大きくうなずいた。

「自分の人生に2本道を敷いておくっていい」

旅の途中には、視聴者からの悩みに答える「メシドラお悩み相談カーラジオ」も。今回は、転職を考えている30代女性から「つらい中でもワクワクする仕事がいいと思っています。年齢的にも安定した職業を選ぶべきか迷っているのですが、皆さんが仕事選びで大事にしていることはなんですか?」という相談が寄せられた。

アナウンサーからの転職を「40歳でやりましたから、最初ものすごく悩みました」と振り返った桝。その上で、「どんな仕事も絶対つらい瞬間はある。よく『好きを仕事に』というじゃないですか。いや、全然『好きを仕事』にはならんのですよ。仕事にした瞬間、やっぱりどこかでつらいところが来る」と語った。

だからこそ、桝は「好きの逃げ場」を作ってほしいとアドバイスする。

「今テレビと研究者、東京と京都を行ったり来たりしてるんですけど、テレビでしんどい時に研究のことを考えると気持ちが楽になるし、研究でしんどい時にテレビのことを考えると気持ちが楽になるんです。『自分の人生に2本道を敷いておくっていいな』って今すごく思っています」

満島も、自身の俳優業と『メシドラ』MCの両立を例に挙げ、「すごく素晴らしいこと聞きました」と納得していた。

「転職というより復職に近い」

旅の最後に訪れたのは、全国の料亭・旅館で腕を振るった店主が、出身地の八街市でおいしい和食を提供したいと3年前にオープンした「和食 みみ亭」。店内には、オープニングで訪れた八街神社の宮司の姿もあり、一行は宮司おすすめの品を注文した。

店内では、桝の転職についてさらに深掘り。桝は「アナウンサーをやっていた16年間」を「夢見てた感覚なんです」と表現する。「見たことない世界を10何年間見せてもらって」、退職後は「文化祭が終わった」と感じるほどの体験だったという。

退職後については、「自分の昔からやってきたことにUターンした感じ。転職って皆おっしゃるけど、復職に近い」と語った。

研究者に転身後、「テレビ辞めたら」「研究者やるならちゃんと研究者やりなよ」と言われたこともあるというが、桝は「両方並行してやることにすごくこだわりがあって」と改めて強調。旅を通して、「これからも二足のわらじで頑張っていく決意がつきました」と締めくくった。

【編集部MEMO】
『メシドラ』は、兼近大樹と満島真之介がゲストを迎えて台本なし、仕込みなしのグルメドライブを敢行。直近では、寺田心、唐沢寿明、DJ KOO、鶴見辰吾&北村有起哉、EXILE AKIRA、大東駿介、野間口徹&松尾諭、高橋文哉、戸塚純貴、八嶋智人、前田公輝&工藤阿須加、佐久間大介(Snow Man)&椎名桔平、坂東龍汰、成田凌、竹内涼真、丸山智己&加藤諒、槙野智章、奥田瑛二、関口メンディー、藤木直人らが出演している。

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